オリンパスは11月2日、9月に開発表明を行なっていたミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II」の国内での発売を発表した。発売時期は12月下旬となる。
E-M1 Mark IIは同社のフラッグシップに位置する製品で、9月にドイツのケルンで開催された「Photokina 2016」で開発表明が行なわれていた。
開発表明時には「未定」となっていたスペックも決定。まず、最大連写速度はAF/AE追従で18コマ/秒、固定で60コマ/秒(いずれも電子シャッター時)となる。
連続撮影可能枚数は、AF/AE追従の電子シャッター時において、RAWで77コマ、JPEGで105コマとなる。メカシャッター時はRAWで148コマ、JPEGはメモリーカードがいっぱいになるまで撮影可能だ。
また、動画の最大撮影時間は、MOVで約29分、AVIで約7分。なお、MOVでは最大4096×2160(24p)、AVIは1280×720(30p)での記録が可能だ。
このほか、EVFの最短表示タイムラグが6msecから5msecに変更されている。
撮像素子は有効2037万画素のLive MOSセンサーを採用。画像処理エンジンは最新の「TruePic VIII」で、従来のものより約3.5倍の高速処理が可能だ。AFは121点のオールクロスセンサー採用の「DUAL FAST AF」となる。
同社はOM-D E-M1 Mark II発売を記念して、指定レンズ2本の同時購入で5万円のキャッシュバックをするなどのキャンペーンを11月11日より実施する。また、実機の体験イベントを11月19日の東京(新宿・ルミネゼロ)を皮切りに大阪、名古屋で実施する。
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