JR東日本ウォータービジネスは10月20日、電源不要で稼働できる「自販機向けバッテリーユニット」を開発したと発表した。電源の制約がないため、設置困難だった場所へ導入可能となる。
同社はJR東日本のエキナカ設置自販機「acure(アキュア)」を手がけ、大画面液晶を搭載し対話機能を持つ自販機をリリースするなど次世代自販機に積極的に取り組んでいる。新たな自販機向けバッテリーユニットは古河電池と共同開発した大容量リチウムイオン電池で構成され、約24時間稼働が可能。電源の制約に縛られないため、これまで設置困難だった場所や、イベントなど一時的な設置などに対応でき、災害時などの停電時にも稼働できる。
電池ユニットのサイズは約幅370×奥行き650×高さ1830mm、約200kg。JR東日本ウォータービジネスでは、11月上旬となるacureの10周年記念イベントで公開、年内にJR東日本の駅構内で利用開始を予定している。
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