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ドコモが下り最大682Mbps対応でIoT連携機能をもつWi-Fiルーターを発表

2016年10月19日 11時27分更新

 ドコモは、NECプラットフォームズ製新型モバイルルーター「Wi-Fi STATION N-01J」を発表。2017年3月発売予定です。

カラーバリエーションはホワイトのみ

 N-01Jは、ドコモが2017年3月に一部地域で開始する下り最大682Mbpsの高速通信に対応。これは、3.5GHz帯×2+1.7GHz帯のキャリアアグリゲーションと256QAMに加えて、さらに3.5GHz帯については4×4 MIMOの技術を組み合わせることで、国内最速のこの速度を実現しています。

 さらに同梱のクレードルは800MHz帯(LTE)と2.4GHz帯(Wi-Fi/Bluetooth)向けのアンテナを内蔵しており、LTEの電波が届きにくい屋内などの環境下でも通信しやすくなります。もちろん、有線LANポートを搭載するため、自宅回線として利用すること可能です。

アンテナ内蔵のクレードルを同梱

 また、N-01Jはドコモなどの複数の企業が連携し開発している「Linking」に対応。LinkingはスマホなどのアプリとBluetooth Low Energy(BLE)機器の間を仲介する仕組みです。たとえば、みまもり機能的な使い方をするとすれば、Linking対応のBLE機器を持った子どもが、N-01Jが配置された自宅に帰ると、仕事中の両親のスマホにSMSが届きます。

 実際にLinkingの連携機器として使えるBLEデバイス「Tomoru」(価格未定)も2017年2月にdocomo selectで取り扱い予定です。

 PCと接続してハードに使うのはもちろん、家のIoTハブとして活用できるN-01J。来年3月の発売までゆっくり待ちましょう。

端末ハンズオン画像

「Wi-Fi STATION N-01J」の主なスペック
メーカー NECプラットフォームズ
サイズ 約62×98×13.6mm(予定)
重量 約110g台
最大通信速度 下り最大682Mbps
対応バンド LTE:1/3/19/21/42
W-CDMA:1/6/19
ドコモ対応周波数 3.5GHz/2GHz
/1.7GHz/800MHz
キャリアアグリゲーション ○(3.5GHz×2+1.7GHz、4×4 MIMO、256QAM対応)
無線LAN WAN側:IEEE802.11b/g/n(2.4GHz対応)
LAN側:IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応)
同時接続台数 16台
(Wi-Fi:10台+USB:1台
+Bluetooth:5台)
充電端子 USB Type-C
カラバリ White
発売時期 2017年3月

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