先週発表されたAlcatelブランドの新SIMフリースマホ「IDOL 4」と「SHINE LITE」。昨年登場した「ALCATEL ONETOUCH IDOL 3」は、国内での知名度はさほど高くないが、価格改定後はコストパフォーマンスの高さもあって、実はなかなかの人気モデルとなっている。新モデルの2機種もその人気を受け継ぐモデルになるのか、発表会での写真を中心にチェックしていこう。
上下対称のデザインに加え
背面の光の反射が美しい「IDOL 4」
まずはIDOL 4から。同社の看板モデルとはいえ、税抜3万4800円の価格からもわかるように、スペック的にはミドルハイクラス。ディスプレーはフルHD解像度の5.2型IPS液晶、CPUはオクタコアのSnapdragon 617(1.5GHz+1.2GHz)、3GBメモリー、16GBストレージ、13メガカメラ(イン8メガ)、2610mAhバッテリー、Android 6.0など。
ちなみに海外ではWQHD解像度の5.5型有機ELを搭載する「IDOL 4S」も発表されているが、国内への導入は現時点では予定がないようだ。なお、指紋センサーがないほか、デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)にも非対応。この価格帯では指紋センサーは欲しかったところ。
IDOL 4のアピールポイントはデザイン。前モデルのIDOL 3と同じく、上下対称のデザインで実際に上下反対の状態でも利用可能(マイクなども上下両方についている)。
さらに注目したいのが背面のガラス素材で、一本の光の線が角度を変えるごとに違う姿で映し出されるのが美しく印象的だった。カラバリはゴールド、メタリックシルバーの2色で、主に側面のメタルフレームが異なっている。135gと軽量なのも含めて、持っていて楽しい気分にさせてくれる端末と言える。発売は11月下旬の予定。
3色のカラバリがそれぞれに魅力を持つ
2万円強のお手頃ミドルクラス機「SHINE LITE」
続いてはSHINE LITE。こちらは税抜2万1800円という価格で、ミドルクラスの中でも比較的安価な価格帯の1台となる。スペックもHD解像度の5型液晶、CPUはクアッドコアのMediaTek MT6737(1.3GHz)、2GBメモリー、16GBストレージ、13メガカメラ(イン5メガ)、2460mAhバッテリー、Android 6.0など、クラス相応と言えるだろう。一方で背面にタッチ式の指紋センサーが用意されているのはうれしい点。
本体の外観も決して高級感があるとはいいがたいが、前面・背面ともに2.5D加工のガラス素材を採用。ピュア・ホワイト、サテン・ゴールド、プライム・ブラックと3色のカラバリは、それぞれにイメージが異なり、どれを選ぶか悩ましい。発売は少し先、12月を予定している。
IDOL4 | SHINE LITE | |
---|---|---|
メーカー | alcatel/TCL Communication | |
価格(税抜) | 3万4800円 | 2万1800円 |
ディスプレー | 5.2型IPS液晶 | 5型IPS液晶 |
画面解像度 | 1080×1920ドット | 720×1280ドット |
本体サイズ | 72.5×147×7.1mm | 71.2×141.5×7.45mm |
重量 | 135g | 156g |
CPU | Snapdragon 617 1.5GHz+1.2GHz (オクタコア) |
MediaTek MT6737 1.3GHz (クアッドコア) |
内蔵メモリー | 3GB | 2GB |
内蔵ストレージ | 16GB | 16GB |
外部メモリー | microSDXC (最大512GB) |
microSDXC (最大128GB) |
OS | Android 6.0 | Android 6.0 |
LTE対応バンド | 1/3/7/18/19/20 | 1/3/7/19/26 |
3G対応バンド | 1/2/5/6/8/19 | 1/5/6/8/19 |
DSDS対応 | × | × |
au VoLTE対応 | ○ | ○ |
無線LAN | IEEE802.11ac (2.4/5GHz対応) |
IEEE802.11n (2.4GHz対応) |
カメラ画素数 | リア13メガ/イン8メガ | リア13メガ/イン5メガ |
バッテリー容量 | 2610mAh | 2460mAh |
指紋センサー | × | ○ |
SIM形状 | nanoSIM | nanoSIM |
カラバリ | ゴールド、メタリックシルバー | ピュア・ホワイト、サテン・ゴールド、プライム・ブラック |
発売時期 | 11月下旬 | 12月 |
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります