ANAとSBパートナーズは、ソフトバンクのMVNOとして提供する携帯電話サービス「ANA Phone」を12月上旬に開始すると発表した。月々の料金やANA便の搭乗に合わせて、ボーナスマイルが貯まる点が最大の特徴となる。11月2日から予約受付を開始予定。
ANA Phoneの料金プランは、基本的にはソフトバンクの既存プランと同じ。たとえば、国内音声定額の「スマ放題」と月5GBのデータ定額に加入した場合、加入から2年間に限り、「月々マイル」として毎月500マイル、さらにマイル積算対象の国内線/国際線に搭乗した場合、1回あたり4000マイルが付与される(3年目以降は減額された月々マイルのみ)。
後者の搭乗マイルについては回数が決まっており、上記ケースでは3回まで。そのため2年間で得られるマイルは最大で2万4000マイルという計算となる(月30GBのデータ定額選択時は、月々マイルが600マイル、搭乗マイルが4000マイルで最大5回。計3万4400マイル)。
ANA Phone向けの端末としては、今日ソフトバンクからも発表された「Xperia XZ」が用意されている。Xperia XZはフルHD解像度の5.2型液晶、Snapdragon 820などを搭載するソニーモバイルのフラグシップ端末で、ソフトバンク向けでは4×4 MIMOへの対応で下り最大350Mbpsの通信速度に対応するのが特徴となる。ANA Phone版のみの要素として、ANAのイメージを盛り込んだオリジナルホーム画面やライブ壁紙、世界時計ウィジェットなどが用意されている。
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