「ニコニコ町会議 全国ツアー2016」といえば、4月に幕張メッセにて開催されている10万人規模のイベント「ニコニコ超会議」の地方版だ。今年は9会場を予定しているが、早いもので10月9日にはラスト手前という8会場目の「ニコニコ町会議 全国ツアー2016 in 愛知県 名古屋市栄 久屋大通秋まつり」が実施された。
町会議において名古屋は特別な存在で、東急ハンズの「ニコ厨」な方を筆頭に地元の商店街や行政の熱烈な呼びかけもあって、5年連続、同じテレビ塔の下で実施している(詳しくは週アスの過去記事をチェック)。
来場者も年々増えており、今年は久屋大通秋祭りと合わせてなんと3万6000人! 今年の超会議が2日間で15万2561人なので、その1日の半分ほどの人数が集結したと考えると、いかに現地が混雑していたかが想像できるのではないだろうか(ちなみにネットの視聴者数は合計で32万人)。今回はコスプレをピックアップしてお伝えしていこう。
花道を歩く「町コスプレクション」も開催
さて、名古屋といえば、毎年「世界コスプレサミット」が開催されることもあって、コスプレのイメージが強い場所だ。町会議もその土地柄を反映してか、非常に多くのコスプレイヤーが参加。久屋大通公園のブースや露天がない場所では、コスプレイヤーさんがずらりと立っていて、それを撮影するために一眼レフやスマホをもった方々が行列をつくるという、さながら「ニコニコスプレ会議」のような活況を呈していた。
運営側としても、そんなユーザーニーズを汲んでか、著名なコスプレイヤーである、くろねこさんを出演者として呼んでいた。生中継のブース紹介コーナーでは、ドグマ風見さん、じゅん☆じゅんさんらと一緒に会場を歩き、一般参加のコスプレイヤーさんと一緒に即席撮影会を開いていた。
中盤では、10組のコスプレイヤーたちが登場したステージイベント「町コスプレクション」も実施していた。最初はコスプレイヤーたちがカーテンに包まれてどんな様子かわからなくなっており、生放送の視聴者が「見たい」や「see」などと書き込んだコメントが350を超えると、ようやくカーテンが開いて花道でアピールできるという、ネット連動の仕掛けを用意していた。今回は女装の方も目立っており、楽しみ方が広がってるなぁと実感した。
エンディングには、愛知県の大村秀章知事も5年連続で登場。「ステージの袖で生放送のモニターを見ていて、画面に流れているこの「Y」って何だなって聞いたら、ネギだって初めてわかりました。「@」はこれ(と、サイリウムを回す動作)。大変勉強になりまして、ありがとうございます」とあいさつして会場をわかせていた。
*次ページより出演者・ユーザーの秘蔵ショットをお届け!!
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