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NECの通信ソリューションにより実現

格安SIM「BIGLOBE SIM」、通信集中時の通信速度を最大2倍に高速化

2016年10月05日 13時54分更新

 ビッグローブは10月5日、高速モバイル通信サービス「BIGLOBE SIM」にて、日本電気(以下NEC)のTraffic Management Solution(以下TMS)を採用し、TMSの主要機能である「Dynamic TCP Optimization(以下D-TCP)」を活用することで、通信集中時の通信速度を最大2倍に高速化したと発表した。

 TMSは、NECが開発した通信トラフィックを高度に制御するソリューションだ。D-TCPは、ネットワークの混雑時に発生しやすいパケットロス、パケット再送を低減できる。7月に導入して以降、効率的な通信の実現によりBIGLOBE SIMの通信集中時の通信速度を最大2倍に高速化することができたという。

 BIGLOBE SIMのようなMVNOサービスでは、混雑時間帯における通信速度の低下が大きな課題となっている。今回、NECが提供するTMSの主要機能であるD-TCPを採用したことで、パケットロスを大きく低減し通信速度の改善に成功した。

パケットロスを最大40%軽減し、通信の高速化を実現した

通信の高速化とパケット消費量の節約を実現した

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