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「カメラ」は特に要チェック

身を守るために。iPhone 7に変えたら、位置情報を必ずチェック!

2016年10月07日 17時00分更新

確実にチェックしておきたい設定

 iPhone 7を購入された方の中には、以前のiPhoneから機種変更した方も、Androidから乗り換えた方もいらっしゃると思います。

 いずれにしても、「位置情報サービス」の設定は、iPhoneを利用する前に確実にチェックしておきましょう。「設定アプリ」の「プライバシー」項目の一番上が位置情報サービスです。

 これは、iPhoneに搭載されているGPSセンサーのアプリ中での利用の有無を設定するものです。はじめてアプリを立ち上げた際には、「許可しますか?」とかならず許可を求めるポップアップが表示されるようになっていますが、よく見ないと、利用規約などと勘違いして承諾しているケースもかなり多いので、あらためて確認した方が無難です。

 各アプリごとにオン/オフを切り替えられるため、ひとつずつじっくりチェックしていきましょう。本来位置情報を使う必要のないアプリでも、ユーザー情報などを収集する目的で位置情報を利用するように設定されている場合もあるため、よく確認する必要があります。

 またアプリだけでなく、iPhoneそのもののシステムサービスが位置情報を使ってもいいかどうかを設定する項目も設けられています。

カメラ、SNSは特に注意!

 特に注意すべきは純正の「カメラ」アプリと、サードパーティー製のカメラ関連アプリ、SNSアプリです。これらは位置情報と組み合わせて利用することで、自身のいる場所を他人に伝えたり、撮影場所ごとに写真を整理できたりなど、非常に便利なのですが、赤の他人や、位置を知られたくない人物に、自分の位置情報を知らせてしまうリスクもあります。

 たとえば、自宅で撮影した写真に位置情報が残っていて、それをSNSに投稿した場合など、見ず知らずの人がその写真のEXIFを参照することで、住まいが知られてしまいます。無用なトラブルを避けるために、個人的には、「基本的にはオフ」を推奨したいです。

 アプリを使用しているときだけ、位置情報の利用を許可する設定も可能なので、ご自身のiPhoneの利用スタイルに合わせて、ベストな設定を見つけてください。

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