パイオニアは10月4日、ロードバイクのペダリングを可視化するペダリングモニターセンサーの「Vモデル」を発表した。「SGY-PM910V」「SGY-PM910VL(シングルタイプ左クランク用)」「SGY-PM910VR(シングルタイプ右クランク用)」をラインアップし、10月下旬に発売予定。
Vモデルは、これからトレーニングを始めるサイクリスト向けに、購入しやすい片脚クランク計測型のシングルタイプをラインアップしており、新たにセンサーバッテリーの消耗データをサイクルコンピューター「SGX-CA500」(発売済み)へ送信して、電池交換のタイミングを知らせる「バッテリーアラート機能」を搭載している。
VモデルとSGX-CA500を組み合わせることで、ペダリング1回転ごとの力の効率を示す「ペダリング効率」、左右それぞれのペダリング1回転ごとの「パワー値」、 クランクの回転角度30度ごと(計12ヵ所)の「力の大きさと方向」をリアルタイムで表示・記録することができる。また、記録したデータを、ウェブ解析サービス「シクロスフィア」PC版とスマートフォン版に手軽にアップロード可能。
SGY-PM910Vは、シマノ製クランク「FC-9000」「FC-6800」に加え、新たに発売されるシマノ製クランク「FC-R9100」、Campagnolo製クランク「POTENZA 11」への取り付けにも対応。左脚・右脚それぞれの踏力を計測できるので、自分のペダリングの特徴や癖を詳細に把握することができるという。価格は13万9968円。
SGY-PM910VLは、ロードバイククランクに加え、シマノ製マウンテンバイク(MTB)クランク「XTRトレイル」「XT」への取り付けに対応しており、MTBでのパワー値計測やペダリングトレーニングを行なえる。Cannondale製クランク「HG SISL2」「HG SI」、FSA製クランク「SL-K Light BB386EVO」にも対応。価格は8万784円。
SGY-PM910VRは、フレームとの間隔やブレーキとの干渉で、左クランクへの取り付けが困難な自転車でも、右クランクに取り付けてパワー測定を行なえる。新たにCampagnolo製クランク「POTENZA 11」への取り付けにも対応している。価格は8万784円。
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