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CEATEC日立ブースのロボットは段差も乗り越られるタフネス機

2016年10月04日 18時30分更新

 10月4日開幕のCEATEC JAPAN 2016の日立ブースは、接客や案内サービスを行なうロボット「EMIEW3」が来場者を迎える。高さ90㎝、重量15kgの本体は時速6kmで移動でき、15mmまでの段差を乗り越えられるほか転倒時の起き上がりも可能。搭載する環境センサーにより、立ち止まっている人に話しかけることができる。

ロボットIT基盤と組み合わせて運用される「EMIEW3」

 次世代パーソナルモビリティー「ROPITS」は携帯端末で呼び出して任意の地点まで自律移動可能。さらに歩道から建物の中までシームレスに移動でき公共機関と連携したラストワンマイルの送迎などへの導入が期待されている。

次世代パーソナルモビリティー「ROPITS」

 小型低床式無人搬送車「Racrew」と可視化・データ分析ツール「TIBCO Spotfire」とIoTソリューション「thingworx」、「Flutura」などを組み合わせたスマートロジスティクス分野での活用例も参考出展。

 災害調査用地上/空中複合型ロボットシステムは無人車両と無人ヘリを併用して災害初期段階から危険区域の状況調査や監視用途への活用が期待される。被災地の撮影のほか地形の3Dスキャンなどを行ない、人が立ち入れない地域の環境状況を再現する。


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