週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

折り鶴が空を飛ぶ! アイデア製品も盛りだくさんのロームブース

2016年10月04日 17時30分更新

「ORIZURU Project 2016」の“ORIZURU”

「ORIZURU Project 2016」の“ORIZURU”

 CEATEC JAPAN 2016のロームブースで話題を集めたのは、「ORIZURU Project 2016」である。

 これは同社の小型・軽量の同社のデバイス(マイコンボード、無線通信IC、センサー、モータードライバー)を折り鶴に組み込んで飛ばすというもので、昨年のCEATECで1号機を飛ばせて話題を集めた。

「Lazurite Fly」という超軽量マイコンボードを搭載。モーターやバッテリーを組み込んでいる

「Lazurite Fly」という超軽量マイコンボードを搭載。モーターやバッテリーを組み込んでいる

女性の右腕に取り付けられたセンサーによって、ジェスチャー操作が可能

 今回はデバイスを2.1gまで軽量化し、飛行はもちろん、宙返りまでして見せたほか、操縦者の腕にセンサーデバイスを取り付けることでジェスチャー操作まで実現した。

ビール缶などに巻きつけ、乾杯を検知するデバイス。全国の乾杯状況をクラウドで管理するとのこと

ビール缶などに巻きつけ、乾杯を検知するデバイス。全国の乾杯状況をクラウドで管理するとのこと

レンタルサイクルなどの自転車のシェアを想定し、クラウドのデータと自転車のロックを連動させる装置

レンタルサイクルなどの自転車のシェアを想定し、クラウドのデータと自転車のロックを連動させる装置

郵便受けに充電の必要がないセンサーデバイスを取り付け、郵便物が投函されたらお知らせしてくれる装置

けん玉のボールの部分にセンサーを内蔵。うまくけん玉が収まったら音を鳴らす、というデバイス

 また、同社のデバイスを使った製品アイデアを募集した「ROHM OPEN HACK CHALLENGE」の優秀作品4点を展示。実際に体験できるようになっている。

このほか、農地の地質やがけ崩れの可能性などを測定できる土壌環境センサーなども参考展示していた。内蔵電池とソーラーパネルを搭載し、1年以上の測定が可能とのこと

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この特集の記事