週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

2万円台ウォークマンやノイキャンヘッドフォンなど、ソニーがオーディオ製品を一斉発表

2016年10月04日 13時00分更新

 ソニーは10月3日、ハイレゾウォークマンのエントリーモデルやノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスヘッドフォンなど、オーディオ製品を一斉に発表した。いずれも10月29日発売予定だ。

2万円台で買えるハイレゾウォークマン
「NW-A30」シリーズ

ビリジアンブルー、シナバーレッド、チャコールブラック、ライムイエロー、ボルドーピンクの5色を用意

ビリジアンブルー、シナバーレッド、チャコールブラック、ライムイエロー、ボルドーピンクの5色を用意

前面が全体的にタッチディースプレーになった

前面が全体的にタッチディースプレーになった

本体背面。NFC受信部があり、タッチでBluetoothペアリングが可能

本体背面。NFC受信部があり、タッチでBluetoothペアリングが可能

 ウォークマン「NW-A30」シリーズは、単体(ヘッドフォンなし、内蔵メモリー16GB)ならば2万3000円前後で購入できるハイレゾ対応ポータブルプレーヤー。

本体側面のボタン

本体側面のボタン

microSDカードスロットを搭載。ストレージ容量を追加できる

microSDカードスロットを搭載。ストレージ容量を追加できる

 従来の「A20」シリーズはタッチパネル非搭載でディスプレー下に操作ボタンを配置するスタイルだったが、A30はデザインを一新。3.1インチのタッチパネルモニターを採用し、スマホのような全面モニター型となった。

 フルデジタルアンプ「S-Master HX」は名称こそ変わらないが、ヘッドフォン出力が10mWから35mWに上がっており、インピーダンスの高いヘッドフォンも選択できるようになった。

NW-A30の分解モデル

NW-A30の分解モデル

上位モデルに採用されている高音質技術も一部継承する

左にある銀の2つのパーツがクロック回路。中央に4つ並んでいるのがPOSCAP(1つは写真の外にある)

 また、44.1kHzと48kHzの2つのクロック回路を搭載することで、音源のサンプリングレートに関わらずクリアな音を再生可能。さらに、アンプ電源部にはPOSCAPを5つ(従来は1つ)搭載し、より引き締まった低音を実現する。

DSD11.2MHzまでのDSD再生が可能に

DSD11.2MHzまでのDSD再生が可能に

「DCフェースリニアライザー」

「DCフェースリニアライザー」のオン/オフが可能

 OSは独自のもので、すでに発表されている上位モデルの「NW-WM1A」「NW-WM1Z」と同様のとなる。リニアPCM変換によるDSD再生(DSD11.2MHzまで)が可能となった。

 イコライザーに「EDM」「R&B/HIPOP」が加わったほか、低域をアナログアンプの特性に近づける「DCフェースリニアライザー」も搭載する。

 機能面ではFMラジオを内蔵するほか、語学学習専用の再生モードを用意。21段階のスピードコントロールや詳細な戻し/送りなどが行なえる。その反面、ビデオや写真の表示機能は省かれた。

 ノイズキャンセリング機能は従来機を踏襲し、対応イヤフォンを接続することで周囲の音を低減できる。

 ハイレゾ再生&ノイズキャンセリングに対応するイヤフォンが同梱される「NW-A30HN」も用意。こちらは、メモリー容量を16GB/32GB/64GBから選べ、予想実売価格はそれぞれ3万1000円前後、3万7000円前後、4万7000円前後となる。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります