週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

「バターチキンカレー味」「グリーンカレー味」の2種

無印良品カレーヌードルが惜しい スープは最高だが……

2016年09月28日 17時00分更新

 今日は無印良品のカップラーメン「バターチキンカレー味」「グリーンカレー味」を食べます。価格はどちらも200円。

こちらはバターチキンカレー味

378kcal

「バターチキンカレー風味オイル」が添えられています

こちらはグリーンカレー味

368kcal

「グリーンカレーオイル」が添えられています

 本場の味を手軽に楽しめることで人気の無印良品のカレーシリーズ。ついにカップラーメンにも手を伸ばしてきました。化学調味料不使用が特徴。

 トマトの酸味とほどよいスパイス感を生かしてまろやかな味わいにしあげたというバターチキンカレー味。辛さとコクのバランスのよい味わいにレモングラスの爽やかな風味を生かしたというグリーンカレー味の2種類です。

バターチキンカレー味。お湯を入れるまでバターチキンカレー感はないですね

グリーンカレー味。こちらもお湯を入れないとなんだかわからない

バターチキンカレー味。オイルを入れると真っ赤になります

グリーンカレー味。思った以上にグリーンではありません

 まずはバターチキンカレー味。さすがは無印良品とうならされる、スープのコク。トマトの酸味も効いています。見た目が真っ赤でおどろくかもしれませんが、辛さはほどほど。バターチキンカレーの味を、うまいことスープに落とし込んだ点は評価されるべきでしょう。

トマトの酸味がおいしいバターチキンカレー味。見た目ほど辛くはありません

 グリーンカレー味は言うほどグリーンではないところが気になりますが、スープはしっかり辛い本格派。スパイシーで、コクもある。なんちゃってグリーンカレーではなく、正しく「グリーンカレー味」という雰囲気です。具にタケノコが入っているあたりも抜かりがない。

見た目は地味なれど、びっくりするほどスパイシーで奥深い味のグリーンカレー味

 惜しいのは双方に共通する点ですが、麺です。普通のカップラーメンの麺……としか言いようがない。ここもこだわってほしかったというのが正直なところ。クオリティーが低い、と言いたいのではない。何しろスープが本格的なカレー味なので、典型的なカップラーメンの麺だとバランスがよくない。スープと麺がなじまないのです。

 両製品とも、食べている間、「食べ終わったあと白米を入れて、おじやにするといいだろうな」と思ってしまいました。しかしそれではただのカレーです。これはあくまでカップラーメン。ラーメンとしての完成度を求めると、ちょっと物足りない。

 スープは最高です。本格的なカレーをうまくアレンジしたものだと感心しました。だからこそ、麺にもっと工夫がほしい。200円なのですから、それぐらいのことを言っても贅沢ではなかろうと思います。次回作に期待します。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事