週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ベルクロやヘッドバンドでユーザーの症状に合わせて装着できる

重量23gの福祉用具装着型マウス「Zono(ゾノ)」

2016年09月26日 16時00分更新

 テクノツールは9月26日、装着型マウス「Zono(ゾノ)」を発売した。価格は9万720円。

 Zonoは、福祉用具として頸髄損傷や神経難病、脳性麻痺といったさまざまな症状のユーザーが利用できるという。ベルクロやヘッドバンドといったオプションも充実している。ユーザーの症状に応じて、最も動かしやすい場所に装着することができる。

 高精度ジャイロ軸を搭載。身体の一部に装着したZonoの動きを、マウスポインターの動きに変換する。小さな動きを大きくして、動作を感知する機能を搭載している。さらに、振戦や不随意運動の影響を抑える「震え補正」、一定時間止めておくとクリックする「オートクリック」など、さまざまな症状に適した補助機能を搭載している。

 Zonoを購入する際、自治体が行なう「日常生活用具給付等事業」における「情報・通信支援用具」として、公費給付が受けられる可能性があるという。同社から発行する御見積書、カタログを揃えて各自治体へ申請ができる。

 サイズはおよそ幅59×奥行き33×厚さ15mmで、重量はおよそ23g。対応OSはWindows、Android、Mac。通信は2.45GHz帯無線で、およそ10mまで通信可能。バッテリーはリチウムポリマー充電池で、駆動時間はおよそ30時間。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります