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Bluetoothキーボードの収納は「巻く」でキマリ

2016年09月24日 18時00分更新

 「Bluetoothキーボードを持ち運びたい」。この要求はカンタンに思えますが、実はちょっとした悩みがひそんでいます。

 Bluetoothキーボードをさっと広げて、スマートフォンやタブレットとペアリング……ちょっとした作業や書き物がはかどる組み合わせですね。最近はカフェなどでそのようなスタイルを実践している人を目にすることもある。

 ただ、Bluetoothキーボードが大きいと、携帯するには不便という問題が生まれてしまう。それではキーボードを小さくすればよいかといえば、話はそう単純ではない。その場合「打ちにくくなる」という、キーボードとしては致命的な欠陥が出てくる。

 キーボードとしての使い心地を確保しつつ、持ち運びに便利な製品を作るには、どうしたらよいのでしょうか?

 スマートフォン市場だけではなく、最近では家電業界でも躍進著しいLGは、「巻いてスティック状にたためばいいんじゃないか」という発想で勝負します。それが「LG Rolly Keyboard」。

一見すると普通のパンタグラフキーボードです

なんと、巻いてたためるのです。キーボードというよりは「棒」

横から見ると完全に五角形

 スティック状にたたむと片手におさまるほどコンパクトになる、大胆なBluetoothキーボードです。長さがある分、使用時の窮屈さは軽減されます。折りたたみ傘を持ち歩くような感覚に近い。

 キー方式はパンタグラフで、キーピッチは16mmを確保。日本語のかな入力にも対応したキーボード配列を採用しています。薄型のわりにメカニカルキーボードっぽい打鍵感があるのも特徴。

 キーボードを広げたり、まるめたりすれば、電源が自動的にオン/オフ。さらに、スマホやタブレットなどのデバイスと自動ペアリングができます。Bluetooth対応のデバイスを最大3台までペアリング可能で、「2」、「3」キーを押すだけで接続デバイスを切り替えられます。Ctrl+Spaceで日本語/英語切り替えなど、一通りの機能のボタンも揃っています。

 また、ビルトインスタンドもありまして、スマートフォンから10インチのタブレットまで設置できます。画面サイズが4インチ以上であれば縦に設置することも可能。スマホやタブレットなどと相性のよい作りです。

ビルトインスタンドを本体上部にそなえています

このようにスマホ/タブレットを設置して使えます

 独自の「巻く」機構は変形ガジェット感があり、ガジェット好きにアピールするものがあります。布の巻物のような外見も、文房具っぽくてなかなかよろしい。タグも布です。

 本体サイズは展開時はおよそ幅274×奥行き117×高さ21mm、折りたたみ時はおよそ幅274×奥行き31.7×高さ30.7mm。重量はおよそ161g。

 価格は1万4800円。この機会にぜひ。

Bluetooth 3.0対応/5段キー&かな対応のロール式キーボード LG Rolly Keyboard 2 KBB-710

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