「ポケモンGO Plus」を入手しました。スマートフォンをカバンなどに入れておいても、「ポケモンGO」の主要操作が行えるというガジェット。価格は3780円。
「周囲にポケモンが現れた」「ポケストップがある」という情報を、ランプと振動で知らせてくれる機能を持ちます。さらにボタンを押すだけでポケモンを捕まえたり(失敗もしますが)、ポケストップで道具を入手できるというすぐれもの。
本体サイズはおよそ幅33×奥行き17.5×高さ46mm、重量はおよそ13g(電池含む)。
ポケモンGOを起動してペアリングしたら、あとはバッググラウンドで動作していればよいのが特長。他のアプリを起動していても、端末をスリープ状態にしてカバンに放り込んでいても、接続状態は維持されるので、ポケモンGO Plusは使えます。後述しますが、これが本当に便利です。
また、画面を見ずに遊べるという点で、トレーナーにとって役立つというだけではなく、いわゆる歩きスマホ対策にもなるでしょう。
そもそも、筆者がこれを入手できたのはまったくの偶然です。ちょっと脱線しますが説明しましょう。
ポケモンGO Plusの発売日は9月16日。もう一つ話題になった“Plus”、iPhone 7 Plus(およびiPhone 7)の発売日でもありました。筆者はiPhone 7 Plusのジェットブラック・128GBモデルを予約していました。
多くの人がご存知かと思いますが、本記事を書いている9月18日時点で、iPhone 7 Plusは入荷待ちの状態。特に新色のジェットブラックを今からApple Storeに注文すると、到着予定は11月という悲しい感じです。
ところが筆者はいまいち読みが浅く、予約も早めにしたから、たぶん発売日にはすぐに「入荷しました」というメールが来るに違いない……と楽観視し、9月16日の朝にいそいそと起きてメールを確認していたのですね。今にして思えばマヌケの一言なのですが。
当然、メールは来ていない。「まあ、早すぎたかな」と、このときはまだ甘く見ていたのですが、「そうだ、今日はポケモンGO Plusの発売日だ」とふと思い出した。しかし、今からポケモンセンターに並びに行くには仕事もあるし……とAmazon.co.jpを見ると、あれ、普通に売ってる。
発売も延期になったし、在庫はたっぷり確保しているのかな…と思いつつ、あっさり注文完了。当日に届きました。ただ、9月16日のお昼にAmazonを見るともう品切れになってしまったので、本当に筆者は、運がよかった。ちなみにiPhone 7 Plusに関してはうんともすんともです……。
閑話休題。肝心のポケモンGO Plusの話をしましょう。
スマートフォンとの接続はBluetooth経由で、ペアリングはゲーム画面から可能です。
そういえば発売日、「ポケモンセンター」の店舗で本体を購入し、その場ですぐにペアリングしようとした人たちが多数いたため、「自分の端末と全然ペアリングできない!?」とみんながパニックになったそうな。「そりゃそうじゃ」とオーキド博士ばりに言いたくなりますが、気持ちはわかります。
近くにポケモンが現れるとポケモンGO Plus本体が振動し、ランプが緑に点滅します。ボタンを押すと、ポケモンを捕まえるために「モンスターボール」を投げます。つまり「スーパーボール」「ハイパーボール」は使えない、というところは注意。
捕獲に成功したか失敗したかは、ランプの色・点滅と振動のパターンで判別できます。虹色に光ったら成功、赤色は失敗です。
ちなみに「おこう」の効果で引き寄せられたポケモンには反応しないとのこと。この点はかなり重要なので、忘れないように。ただ、「ルアーモジュール」の効果で出てくるポケモンには反応します。
また、ポケストップの近くに来ると本体が振動し、ランプが青く点滅します。ボタンを押すと、ポケストップに立ち寄り、道具を手に入れられます。
スマホがスリープ状態の間にポケモンGO Plusを使って行ったことは、「ぼうけんノート」で確認しましょう。どのポケモンを捕まえた/逃げられてしまったか、どんな道具を手に入れたのかなどの情報を一覧できます。
実際使ってみると、これは本当に便利です。うれしいのは、バックグラウンドで動作している間も、タマゴをかえすことや、相棒のポケモンのアメをもらうために必要な「歩いた距離」が反映されること。スマホがスリープ状態でもポケモンGO Plusがあれば歩数は稼げるし、道具も溜めやすい。
ポケモンGOを起動したら、あとはポケモンGO Plusと一緒に歩くだけ、震えたらボタンを押すだけでいい。
難点としては、ゲーム画面を見ないと捕まえようとしているポケモンがわからない、同じくポケストップで手に入れた道具がわからないこと。しかし、ポケモンに反応したら(緑色に点滅したら)立ち止まってからスマホを見るという手がありますし、道具はある程度集まったら確認すればよい。
ただ、ポケモンに投げるのはモンスターボールのため、「ズリのみ」は使えませんし、スーパーボール/ハイパーボールももちろん使えない。捕獲率は手動で操作するより下がるでしょう。その点には注意する必要があります。
©2016 Niantic, Inc. ©2016 Pokémon. ©1995-2016 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
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