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電子書籍利用に関する実態調査を発表

読み放題型ユーザーの約半数が電子書籍リーダー購入に前向き

2016年09月14日 19時37分更新

 ジャストシステムは9月14日、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した「電子書籍利用に関する実態調査 2016年9月度」の結果を発表した。

 同調査は、20歳~69歳の男女1096名を対象に行なわれた。調査結果、電子書籍を検討中の4人に1人は「読み放題型」を検討しているという。これから新たに電子書籍の利用を検討している人のうち、「1冊ごとの買い切り型」を検討している人は41.1%、「月額制の読み放題型」を検討している人は25.0%。一方、どの形態を選ぶか「まだわからない」という人も36.3%だという。

 すでに「月額制の読み放題型」を利用している人の使用しているサービスの割合では「kindle unlimited」(41.5%)が最も多く、次いで「楽天マガジン」(40.2%)だという。

 月額制の読み放題型で電子書籍サービスを利用しているにもかかわらず、現在、電子書籍リーダーを利用していない人のうち、25.0%の人が「電子書籍リーダーの購入を具体的に検討している」、21.4%の人が「購入に前向きになっている」と回答し、あわせて46.4%の人が電子書籍リーダーの購入に前向きになっている。読めるコンテンツが増えると、読みやすい専用ツールが欲しくなる傾向にあるとしている。

 また、電子書籍利用経験者のうち電子書籍と紙の本を状況によって使い分けている人は79.6%。そのうち、「紙の本で気に入った作品は持ち運びがしやすい電子書籍版でも購入することがある」人は36.1%、「お試しで購入した電子書籍を気に入って紙の本も購入することがある」人は36.7%だという。

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