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ソーラー充電しながら「ポケモンGO」を長時間楽しむ

2016年09月22日 11時00分更新

■「ポケモンGO」は1時間のプレイでバッテリーを30%消費
■外出先での何らかの充電対策はほぼ必須という結果に

 モバイルバッテリー特需の主な要因は、この2016年夏にリリースされたアプリ「ポケモンGO」だ。画面をつけたまま長時間遊ぶプレイスタイルということもあり、1~2時間歩いているだけでスマホのバッテリーをかなり消費してしまう。解決策としては外出先で充電できるモバイルバッテリーがあるのだが、できればバッテリー残量を気にせず長時間遊びたい、というのがプレーヤーの望みだろう。

 「ポケモンGO」でバッテリーは実際にどのぐらい消費するのだろうか。1時間プレイした状態でのバッテリー消費を改めて調べてみた。

■「ポケモンGO」を1時間プレイしたときのバッテリー消費量■

  iPhone 6s
(1715mAh)
Xperia X Performance
SOV33(2570mAh)
バッテリー 30%消費 29%消費

 ※ディスプレーの明るさは50%に設定。「ポケモンGO」のみ起動した状態で計測。アプリのバッテリーセーバー機能は利用していない。

 両端末とも、1時間遊んだだけでバッテリーを約30%消費した。「Xperia X Performance」のSTAMINAモード(屋外での視認性を考えてディスプレーの明るさは50%に設定)でも結果は29%と変わらない。

 このバッテリー消費速度では、通勤や通学の途中に散歩がてら少し遊んだだけですぐにモバイルバッテリーが必要になるわけだ。実際、モバイルバッテリーはこの状況に対していちばん安心して利用できる解決法と言える。とはいえ「ポケモンGO」をとことん遊び尽くすとなると、モバイルバッテリーだけでは不安になることもあるだろう。

 さらにヘビーモバイラーなら、外出先で利用するUSB充電対応の機器も多い。USB給電の手段はいくらでもあるに越したことはない。

複数のガジェットを持ち歩くヘビーモバイラーは、USBでの充電手段がなくなると力を失ってしまう

■ソーラー発電で「ポケモンGO」を無限プレイできるか

 そこで考えたのが、移動中のソーラー発電だ。スマホや携帯電話のソーラー発電というと、昔の発電量が少ない周辺機器を想像するかもしれない。だが、近年ではスマホ向けの大型かつ実用的な出力のソーラー発電器が増えており、価格も安くなりつつある。

 そこで今回はAnkerの「PowerPort Solar」を使って、ソーラー発電の実力を確かめてみた。

ソーラーパネルを3つ搭載。紐でリュックやテントに据え付けるためのリングも搭載

PowerPort Solar
(21W 2ポート USBソーラーチャージャー)
メーカー Anker
出力 最大3A(2ポート)
サイズ 670×282×5mm
重量 約417g
実売価格 6000円前後

閉じたときのサイズはA4以下。282×160×28mmとコンパクトで、リュックのほかやや大きめのボディバッグにも入るサイズだ

ポケットの中に充電用のUSBポートを2つ搭載。充電するスマホなどを収納することもできる

紐でリュックに装着。全体をぴったり覆うサイズだ

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