FAMILYは9月8日、旅行型ウェディングサービス「Stay+(ステイプラス)」の提供を開始した。
Stay+は、祝儀と旅費を一律に設定し、会費の事前デポジット制度を取り入れることによって新郎新婦の自己負担額を軽減するという。「旅行」という形式をとることで、ゲストを含む参列者同士の交流促進を図るウェディングサービスだ。
参列者はチャーターしたバスや新幹線で一斉に現地へ移動し、地域に根づいた体験などさまざまなコンテンツを楽しめるという。新郎新婦だけでなく、親族やゲストといった全ての参列者が非日常な体験を通して満足することができるサービス提供するとしている。
結婚式を地域に根づいた形式で提供することで「地方創生」にも寄与するという。具体的な方向性は以下3つだ。
- 地域の経済活動に寄与
- 現地の宿泊施設などを活用し結婚式を実施することで、その地域の経済活動に寄与する。例えば、ゲストの参加費の内訳に「地域の特産物のオーナー権」を組み込むことで、ゲストは訪れた街の特産物を、年間を通して受け取ることが可能になる。
- 地域のブランディング活動に寄与
- 参列者がその地域に対して特別なイベントを行った場所としてそれぞれの「思い出の地」として認識することで、地域のブランディングに寄与する。
- 地域のプロモーション活動に寄与
- 結婚式当日、参列者やスタッフによるSNSなどの拡散を通して、地域のプロモーションに寄与する。特産物の引き出物による口コミ効果も予想している。
今後、地方の民間企業や地方支援団体等のコミュニティとの提携を図り、活動を活発化させる予定だ。
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