今日は日清食品の「カップヌードルビッグ “謎肉祭” 肉盛りペッパーしょうゆ」を食べます。9月12日から発売開始で、価格は221円。内容量106g (麺85g)。
「カップヌードル」が1971年9月18日に発売されてから45周年を迎えることを記念した商品。「謎肉」として親しまれている「味付豚ミンチ」が通常の「カップヌードルビッグ」のおよそ10倍(重量比)入っており、謎肉からうまみが染みだしたスープにペッパーでアクセントを足しているということです。
それにしても、公式でも謎肉と呼ぶようになった、というのはおもしろい。消費者が使っていた俗称を公式が取り入れたという流れは、ある意味、2016年らしいといえるかもしれません。
そういえば、ちょっと前にカップヌードルは味付豚ミンチを「コロチャー」に変更して、大々的に宣伝しましたが、いまいち定着しなかった気がします。謎肉の存在感が大きすぎたのでしょうか。
一番気になるところは味ですが、これがまた、普通なのです。困っちゃうぐらい、いつものカップヌードルです。大量の謎肉の味がスープに染みだしている感じはある。ペッパーの香りもちょっと強い。逆に言うと、違いがそれぐらいしかない。
謎肉の味はみなさんご存知でしょうからあえて触れませんが、量について。最初は、「そうはいっても常識的な範囲だな」と思いました。ただ食べ進めていくと、「あ、まだある……」「ここにも残ってる……」と、意外なほど謎肉が多いことに驚きます。結構入ってるんですよ。謎肉祭と名付けたぐらいだから、当たり前かもしれませんが。
地方に旅行に行ったときにお祭りが開催されていて、まあそんなに大した規模でもないだろうなとフラリと寄ってみたら、思った以上に参加している人が多くてびっくりした、みたいな。そういう量はあります。
謎肉に主眼を置こうと、味のつくりを大きく変えなかったのは評価できます。大事なのは謎肉がいっぱい入っていることであって、新しい味のカップヌードルを一から作ることではないのでしょう。謎肉が好きだ、ほんとうに好きだという人には、幸せな一杯になると思います。
コジマ
1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。ショートコラム「MCコジマのカルチャー編集後記」ASCII倶楽部で好評連載中!
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