週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

自前主義の脱却 NTT西日本がつくるアライアンスでのビジネス創造

2016年09月12日 06時30分更新

大企業だけが市場をつくる時代は終わった

 その後、NTT西日本がスタートアップ支援に本腰を入れるようになった背景には、「自前主義からの脱却」という課題があったという。

「我々自身を変えていかねばという危機感が根底にあります。ITの進展やグローバル化により、誰でも新しいビジネスを始め、イノベーションを起こせる時代となりました。我々も今までのやり方で既存事業を拡大し、会社が成長し続けることなどまず不可能であり、新しいビジネス創造をしていくためには多様な人材、多様な価値観を大事にしないといけないと感じている」

「また一方で、スタートアップ企業が破壊的なアイデアやテクノロジーによりスピーディーに新しい市場を創造していくことを、我々がもつリソースやアセットを活かして、共に共栄し新たな事業を生み出し、市場を牽引する時代へと変わっているのだという意識が強くあります」(中村氏)

 そんな中村氏がこれまでアライアンスを結んだスタートアップ企業との取り組み内容について、次回に紹介することとしたい。

西日本電信電話 ビジネスデザイン部ビジネスクリエーション部門 アライアンスプロデューサー 中村正敏担当課長

■関連サイト
NTT西日本
コトの共創ラボ

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事