オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは9月8日、ハイレゾ音源配信サイト「e-onkyo music」などで購入したハイレゾ音源再生に対応するオンキヨーブランドのネットワークオーディオプレーヤー「NS-6170(S)」と「NS-6130(S)」の2機種を発売すると発表した。発売時期は9月下旬。
NS-6170(S)とNS-6130(S)は、DSD 11.2MHzやFLAC 192kHz/24bitなどの最新のハイレゾフォーマットに対応するほか、デジタルノイズを低減する独自技術により、ハイレゾ音源の繊細で自然な音を余すことなく再現するという。また、「e-onkyo ダウンローダー」により、外出先でe-onkyo musicから購入したハイレゾ音源を、家庭内のネットワークと接続している本機にUSB接続したHDDにダウンロードできるので、PCを使わずにハイレゾ音源を楽しめる。ホームネットワーク上のPCから本機にUSB接続されているHDDへの書き込み機能にも対応。お気に入りの曲を簡単に整理できるとしている。
「Google Cast」に対応しており、Androidスマホ、Androidタブレット、iPhone、iPad、Windows PC、ChromebookやMacにインストールしたGoogle Cast対応音楽アプリから、簡単操作でさまざまな音楽を手軽に楽しめる。インターネットラジオ「TuneIn」や「radiko.jp プレミアム」にも対応で、世界中のラジオ放送が聴ける。また、デュアルバンドのWi-Fi機能に対応しており、スマホなどからのワイヤレス再生が可能だ。
NS-6170(S)は、384kHz/32bit対応の旭化成エレクトロニクス製高性能DAC「AK4490」と、デジタルノイズを根本的に低減する独自の「DIDRCフィルター」をL/R各チャンネルそれぞれに搭載(ツインモノラル構造)することで、ハイレゾ音源を忠実に再生するという。電源部のLR独立専用巻線を採用したEIトランスに加え、 L/R各チャンネルそれぞれのDAC回路専用にハイグレードコンデンサーを採用しており、電圧変動に強い安定した電源供給を実現することで、音の躍動感とともに精緻さを表現するとしている。価格は11万3400円。
NS-6130(S)には、独自のパルス性ノイズ低減回路「VLSC」(Vector Linear Shaping Circuitry)を搭載しており、ハイレゾ音源の高品位な再生が可能とのこと。また、本機リア側のUSB端子にハードディスク(HDD)をUSB接続することで、 HDD内に保存された楽曲を再生することができ、ハイレゾ音源から圧縮音源まで多彩な音楽ファイルを楽しめるという。希望小売価格は6万3720円。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります