ソニーは9月7日、小型業務用4K対応 ビデオカメラ「UMC-S3C」(レンズは別売)を発表した。11月に発売予定で、販売予想価格は81万円前後。
UMC-S3Cは最高ISO409600の感度で、夜間や光源が極めて限られる暗い環境下でも鮮明な4K映像撮影が可能だという。ディスプレー、バッテリーや操作ボタンを本体に持たないシンプルな形状をとることで、4K対応の業務用ビデオカメラとしては小型・軽量な本体デザインを実現した。
E マウントレンズに対応しているため拡張性も高く、環境や用途に応じて装着するレンズを交換しすることで、幅広いシーンで使用可能だ。汎用の周辺機器にも取り付け可能で、車やロボットなどに装着して移動しながらでもさまざまな角度から自由度の高い撮影ができるという。
SDメモリーカードに対応で、256GBのSDメモリーカード挿入時は4K画質(29.97P/60Mbps)で最長およそ515分の連続記録が可能だ。アプリケーションソフトウェアーを通じて、本体の設定および操作が可能。また、本体の操作は別売のリモコンでも行なえる。映像出力は本体のマイクロHDMI端子でTVやモニターと接続し、リアルタイムで映像出力することができる。
サイズはおよそ幅104×奥行き48×高さ84㎜(レンズ除く)で、重量はおよそ390g(レンズ除く)。有効画素数はおよそ1220万画素。記録フォーマットは静画がJPEG(DCF Ver2.0、 Exif Ver.2.3、MPF Baseline)準拠、RAW(ソニーARW 2.3 フォーマット)で、動画がMPEG-4 AVC/H.264 XAVC S(ver.1.0 規格準拠)、MPEG-4 AVC/H.264。インターフェースはHDMI(type D)×1、8ピンミニ DIN×1、マルチ/マイクロ USB 端子×1。バッテリーはDC 12V-25%+10%(9V~13.2V)。三脚座アダプタ×1、三脚座アダプタ固定用ネジ×4、ボディキャップ×1が付属する。
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