サムスンが量子ドット液晶パネルを採用した
湾曲液晶ゲーミングディスプレーを発表
サムスンディスプレーが発表したのは、量子ドット(Quantum dot)技術を採用した液晶パネルを搭載する初のディスプレーだ。サムスンディスプレーはこれまで大型液晶テレビで量子ドット技術を採用した液晶パネルを採用しているが、PC向けディスプレーにも採用されることになった。
「CF791」は、アスペクト比21対9のウルトラワイド湾曲液晶パネルを採用するゲーミングディスプレー。液晶サイズは34型で表示解像度は3440×1440ドット。
量子ドット液晶パネルを採用し、sRGBカバー率125%の広色域表示をサポートするという。パネル方式はVAでレスポンスタイムは4msと短く、100Hzのリフレッシュレートに対応するとともに、AMDのリフレッシュレート同期技術「FreeSync」もサポート。画面の湾曲率は1500Rと、市販の湾曲液晶ディスプレーで最もきついカーブとなっている点も特徴のひとつ。映像入力端子はHDMI×2系統とDisplayPortを備える。USBハブ機能やステレオスピーカーも搭載される。
もうひとつの新製品が「CFG70」。量子ドット液晶パネルを採用するゲーミングディスプレーで、液晶サイズは24型と27型をラインアップ。もちろん湾曲パネルとなっており、画面の湾曲率は1800R。表示解像度は24/27型モデルとも1920×1080ドット。
液晶パネルのサイズ以外の仕様は同等。「CF791」同様にsRGBカバー率125%と広色域表示が可能で、高い表示品質を誇る。パネルはVA方式。こちらもAMDのリフレッシュレート同期技術「FreeSync」をサポートするが、リフレッシュレートは「CF791」よりも高速な144Hzに対応。液晶下部にイルミネーション“ArenaLighting”を備えるなど、よりゲーミング向けの製品に仕上がっている。
液晶面の高さやチルト角、左右の向きを自在に変更できる新仕様のモニターアームを採用する点も特徴のひとつ。快適なゲーミング環境を自在に整えられる。映像入力端子はHDMI×2系統とDisplayPortを備える。
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