ASUSは9月2日、「ROG STRIX」モデルのビデオカード3製品、AMD Radeon RX 480搭載の「ROG STRIX-RX480-O8G-GAMING」、AMD Radeon RX 470搭載の「ROG STRIX-RX470-O4G-GAMING」、AMD Radeon RX 460搭載の「ROG STRIX-RX460-O4G-GAMING」を日本市場向けに発売すると発表した。発売日は9月3日。
R.O.Gシリーズは、PCゲーマーおよびオーバークロッカー向けに特別に設計を行なった製品。「ROG STRIX」モデルは、ライトゲーマーからヘビーゲーマーまで幅広く対応できるようにしたゲーム用の製品となっている。
ROG STRIXモデルが搭載する「ウイングブレードゼロノイズファン」は、ファンブレードの先端部分に航空機のウイングレットのような曲げを加えることで風圧を高め、低い回転数でも十分な冷却性能を確保している。低い回転数でも十分な冷却性能を実現。また、GPUの温度が低いときにファンを停止する機能を搭載しており、2Dゲーム程度の負荷であれば無音でビデオカードを使用できる。
リアルタイムハードウェアモニター機能とリアルタイムオーバークロック設定機能を搭載する、ビデオカード設定ソフトウェアの「GPU Tweak II」も内蔵。Windows上からビデオカードの状態を細かく把握でき、また詳細なオーバークロックの設定も行なえる。
ROG STRIX-RX480-O8G-GAMINGは、表側のファンの周りと裏側のR.O.G.ロゴが使用時に点灯する。また、トリプルファン構成の「DirectCU III」クーラーを搭載。台座を経由させずに直接GPUに密着させることで熱の移動効率を向上させている。
主なスペックは、コアクロックが1310MHz、メモリークロックは8000MHz、ビデオメモリーは8192MB、インターフェースはDisplay Port 1.4×2、HDMI 2.0×2、DVI-D×1。予想実売価格は4万1000円前後。
ROG STRIX-RX470-O4G-GAMINGおよびROG STRIX-RX460-O4G-GAMINGは、表側のR.O.G.ロゴ部分が同様に使用時に点灯。付属ソフトで光り方を変更することもでき、淡く明滅させたり、光の色を変更したり、GPUの温度に応じて色を自動で変化させたりすることも可能だ。また、デュアルファン構成の「DirectCU II」クーラーを搭載している。
ROG STRIX-RX470-O4G-GAMINGの主なスペックは、コアクロックが1250MHz、メモリークロックは6600MHz、ビデオメモリーは4096MB、インターフェースはDisplay Port 1.4×1、HDMI 2.0×1、DVI-D×2。予想実売価格は3万1000円前後。
ROG STRIX-RX460-O4G-GAMINGの主なスペックは、コアクロックが1236MHz、メモリークロックは7000MHz、ビデオメモリーは4096MB、インターフェースはDisplay Port 1.4×1、HDMI 2.0×1、DVI-D×2。予想実売価格は2万500円前後。
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