ドイツ ベルリンで9月2日に開幕するIFA 2016の関連イベントとして、ASUSは現地は8月31日にベルリン市内のイベント会場でプレス向け発表会を開催。ここ数ヵ月間各地でASUSが発表してきた製品に加えて、ウェアラブルデバイスの最新モデル「ZenWatch 3」が発表された。
丸型にデザインが変更された「ZenWatch 3」
従来の「ZenWatch」は角に丸みはあるスクエア型のデザインだったが、「ZenWatch 3」は丸型のラウンドフェイスとなっており、より時計らしい印象を受けるデザイン。ディスプレーは1.39型(400×400ドット)の有機EL。本体右側面には竜頭(リュウズ)ふうのボタンの上下に、操作用のボタンを2つ搭載。上のボタンを押すとフィットネスアプリが起動。下のボタンは戻るに割り当てられている。
本体は冷間鍛造の金属素材で、バンドはイタリア製のレザー素材と高級腕時計をイメージさせる材質で高級感を演出している。サイズは幅45mmで厚さが10.75mm。前モデルは複数サイズが用意されていたが、ZenWatch 3ではこのサイズのみの展開となる。
フェイスデザインにこだわり、50種類以上のフェイスパターンを用意。連携するスマホから手軽に変更できる。
CPUにはクアルコムのウェアラブル向けに開発された「Snapdragon Wear 2100」を搭載。急速充電に対応しており、15分間の充電で60%の充電が可能になるとのこと。充電時の接続は専用端子を使用するが、マグネットでカンタンにセットできる専用の充電器を用意。また、別売となるがバッテリーパックもアクセサリーとしてラインアップ。外出中に電池切れになっても、バッテリーパックを持っていればすぐに充電できるようになる。
機能として強化された点は、フィットネス関連。本体にインストールされている「ZenFit」のトラック機能が進化し、95%の精度で歩数を計測できるとのこと。価格は229ユーロ(約2万6500円)から。
「ZenWatch 3」の主なスペック | |
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メーカー | ASUS |
サイズ | 直径45mm以下 |
高さ | 9.95~10.75mm |
ディスプレー | 1.39型有機EL |
解像度 | 400×400ドット |
CPU | Snapdragon Wear 2100 |
メモリー | 512MB |
ストレージ | 4GB |
通信 | Bluetooth 4.1/Wi-Fi |
バッテリー | 340mAh |
防水 | ○(IP67) |
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