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イヤフォンのように耳に装着する「SyncMetronome」

複数人で同じテンポを共有、耳に装着するメトロノーム

2016年09月01日 15時59分更新

 コルグは9月1日「SyncMetronome」を発表した。発売は9月下旬予定。価格は3780円。

 イヤフォンのように耳にはめて使用する、超小型のメトロノーム。メトロノーム音を耳元で直接聴けるため、周囲の音に埋もれてしまうことなく、耳元で正確なリズムを聴けるというメリットがある。

 2台以上のSyncMetronomeを赤外線で同期させ、同じテンポを共有できるのも特徴。ブラス・バンドやマーチング・バンドなど、複数人で同じテンポを共有して練習したいときなどに役立つ。

テンポ同期は2台のSyncMetronomeをつないでシンク・ボタンを押して行なう。台数の上限もなく、何台でも同期することが可能とする

 テンポの設定範囲は30〜252回/分。ビートは0〜9拍子、リズムは4分音符、2連符、3連符、3連符中抜き、3連符後抜き、4連符、4連符中抜き、4連符後抜きをそれぞれ設定可能。ボディーの内側にはモード切り替え/電源ボタン、シンク/ミュート・ボタン、そしてテンポなどを表示するLCDディスプレーをそなえる。

ボディーの側面にジョグ・スイッチを装備し、耳に取り付けたままの状態で設定を変更可能。ジョグ・スイッチではテンポ設定、ビート、リズム、そして音量をセレクトできる

 耳孔の周りのくぼみにフィットするスピーカーの下から伸びるイヤー・フィッターにより、様々な耳の形状に対応するよう、スピーカーごと回転させて取り付け角度を微調整できる。耳たぶにはさんで固定できる開閉式のイヤー・クリップもそなえている。

 電源はCR2032型リチウム電池で、動作時間はおよそ100時間。本体サイズはおよそ幅49×奥行き22×高さ22mm、重量はおよそ9g(電池含む)。


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