コーニングは8月30日(現地時間)、ウェアラブルデバイス向けのガラス複合材「Corning Gorilla Glass SR+」を発表した。
ウェアラブルデバイスは常に損傷を受けやすい状況にあり、そうしたデバイスの画面に対する課題を克服すべく開発した。この新規のガラス複合材は、ぶつかったり、打ちつけたり、こすったりする際の耐久性を向上させつつ、ウェアラブルデバイス製品に求められる光学的透明性とタッチ感度を維持するよう設計したという。
ラボ試験においてCorning Gorilla Glass SR+は高級カバーガラス材料品に匹敵する最高クラスの耐擦傷性を示したという。こうした光学的性能の向上により、バッテリー寿命の延命化や屋外での視認性度アップも期待できるようだ。Corning Gorilla Glass SR+は今年後半に販売を開始し、大手グローバルブランドのモデルに搭載される予定だ。
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