Xperiaを活用中、いざというトキにものすごく役に立つアイテムである、バッファローのUSB(microB to A)変換アダプター「BSMPC11C01BK」をご紹介いたします。
このアイテムは、USB micro-Bコネクターとその反対がUSB Type-Aコネクターのメスになった、いわゆる変換アダプターです。使い方はカンタン、XperiaのmicroUSB端子にブスっと挿し込むだけ。これだけで、さまざまなUSB周辺機器を接続できるようになります。
例えば文字を入力する際、どうにもフリックだと文章が思うように打てないというユーザーにとって、物理キーボードはとても貴重な存在です。そんなとき、パソコン用のキーボードをもってきてUSB端子に接続してしまえば、一気にキータイプできます。
マウスも同様です。USBマウスを接続すれば、画面をタッチ操作しなくてもマウスカーソルが出て、スイスイとページをめくったり決定したりできます。
そんな事をする必要がない、と思われるかもしれません。しかし、突然不幸は訪れるものです。もしタッチパネルが使えなくなったというトラブルに遭遇した場合、データを救済したくても初期化したくても、タッチ操作ができないと何もできません。
このようなトラブルに遭遇すると本当に途方に暮れてしまいますが、そんなときに「BSMPC11C01BK」とUSBマウスを用意すれば、ひとまずマウスで操作して切り抜けることができます。キモは、USBで有線接続するということです。
Bluetoothのマウスやタッチパッド付きキーボードもありますが、いざというときに限ってペアリングが切れていると、結局タッチパネルが操作できず接続できないというオチが待っています。非常時こそ有線接続なのです。
少々話がネガティブな方向に行ってしまいましたが、ほかにもいろいろと使えます。例えば、USBのゲームコントローラーを接続すると、Androidアプリのゲームをコンソール版ゲームさながらにコントローラーで楽しめます。Bluetooth接続のほうがスマートではありますが、利点はコントローラーのバッテリー切れを気にしなくていいことです。
カードリーダーも接続してマウントできます。カメラで撮影したSDカード内の写真を急いでXperiaに転送する際は、カードリーダー経由であれば短時間で転送できます。
筆者はバッファロー製の周辺機器と連動して、アプリが充実しているのを最近知りましたが、「ファイルマネージャー」アプリがこれまた秀逸です。「ファイルマネージャー」はXperia内蔵ストレージのファイルだけではなく、外部メモリーやカードリーダーのファイルの検索や操作が非常にカンタンにできます。
Xperiaには内蔵ストレージもあり、microSDカードにもたくさんデータを入れて使っていますが、頻繁に入れ替えする動画や音楽データの出し入れって、めんどうだったりします。
USBメモリーに動画や音楽データを入れておくと、「ファイルマネージャー」アプリからデータにアクセスして、関連アプリを開いて動画を見たり、音楽を聴いたりといったことができます。
特にスマホが複数台あったりすると、すべての端末に同じデータを入れるのは極めてめんどう。そこで、USBメモリーにまかせてしまうというやり方もあります。
バッファローのUSBメモリー「RUF3-PS64G」は、飛び出し部分がほとんどない小ささで、ケーブルの先に挿していても負荷がかかりにくく重宝しています。
ふだんはなくても困らなさそうですが、いざというときのお役立ち度が段違いに高く、持っていて良かったと思えるオススメアイテムです。
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