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緑内障の早期発見につながるか

VR視野検査キットがデジタルヘルスラボ・アワードで審査員特別賞!

2016年08月20日 15時30分更新

表彰式の様子

 デジタルハリウッド大学大学院は、ホスピタリティ・ワン代表取締役・看護師の高丸慶氏、及びデジタルハリウッド大学校医の五十嵐健祐医師が中心となって進めた「デジタルヘルスラボ・プロジェクト」にて、第二回「デジタルヘルスラボ・アワード」のデモデイ・表彰式を行った。その表彰式にて、VRを使用した視野検査キットが審査員特別賞を受賞した。

 審査員特別賞を受賞したのは木野瀬友人氏。VR空間でキャラクターを活用し、楽しく視野検査ができるサービスで今回受賞した。視野検査をすることで、視野の欠落を発見し、中高年の約5%が潜在的な患者とされる緑内障を早期に発見できるサービスとなることが期待されている。

 木野瀬さんはコメントで、「デジタルヘルスラボを通してVRを用いたアプリそのものが検査キットになる可能性に気付き、将来性のあるプロトタイプができました」と語っている。また、発起人の一人である高丸慶氏も、「木野瀬さんのプロダクトも非常に将来性を感じました」と語っている。

 VRを用いた医療キットという可能性が、今後どこまで広がっていくか注目される。

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