昨今のおもちゃは、スマホ対応は当たり前。NFCチップ搭載に、大人顔負けのスマホ、臨機応変な会話をしてくれるロボットなど、最新の技術を駆使したデジタルガジェットの宝庫!
そんな商品の中でも特に大人もシビれてしまう曲者おもちゃや、特定の属性の人を瞬殺してしまうトンガリすぎな玩具などを、実際の使い勝手やシビれるポイントを紹介していきます!
サマーランドが本気になった「流しそうめんマシン」
記念すべき第一回は、連日の暑さを吹き飛ばしてくれる涼しげなおもちゃをご紹介。その名も、「ビッグストリーム そうめんスライダー」。
もう名前からして想像がつくかと思いますが、「流しそうめん自動マシン」です。監修は、日本最大級の流れるプールを有する東京サマーランド。高速ウォータースライダーを模した、とことん本気の流しそうめんマシンであります。
開封から組み立てまではわずか10分
開封前の箱。かなり大きいです。狭い家だとちょっと置き場所に迷うところ。そして開けると、細かいバーツが出てくる出てくる。その数は40あまり。さすがに最初はマニュアルを見つつやらないと組み立ては難しそうです。
子供と二人で組み立ててみたところ、10分ほどで完成。最初はパーツの多さに気後れしたものの、裏に数字などが書いてあるため、組み立て自体は簡単でした。
いざ、流しそうめん開始! すると……?
組み立てが終わったら、冷水を注いで完成! 最後にモーターを駆動させ、上からそうめんを流していくのみです。テーブルには、つゆの入ったそば猪口を手に、待機する小学生とその祖父。あとは優雅に流しそうめんを堪能する予定でした。
「流したよ!」と言うが早いか、上流で素早くそうめんをすくう8歳。
やってみてわかったのですが、これ、席順がとてつもなく重要。横幅は75センチほどあるので、横に3人は並べそう。ただし、上流に座ったほうが断然有利です。無用な争いを避けるには、途中で席替えをすることをオススメします。
もうひとつ気付いたのが、ビショビショになること。バトルが白熱すると、そうめんから水がしたたるのもお構いなし。
流す。すくう。流す。すくわれる。流す。奪い取る。そのエンドレス。気付けば、あっという間に4束のそうめんを3人で食べきっていました。残ったのは、水びたしのテーブルと、疲労困憊の祖父、勝ち誇った顔の小学生。なんだか、ものすごいエネルギーを食事に使った気がします。
終わったあとは片付けですが、これが一番面倒かも。パーツをばらすのは簡単ですが、ひとつひとつをきれいに洗い、乾かしてから箱に戻さなければなりません。といっても、週末ごとにやるぐらいなら苦にならない作業量です。
流しそうめんの認識を変える「そうめんバトル」
ビッグストリーム そうめんスライダーでそうめんが流れる長さは最長3.6メートル。一番上から流してどれだけの速さで下に到達すると計測してみたところ、8秒でした。ついついヒートアップしてしまうのは、この速度のせいかもしれません。
これまで私の中にあったのどかな流しそうめんのイメージを覆した、激しい流しそうめんバトル。パーティーはもちろん、週末ごとのお楽しみや、お盆に家族そろって楽しむのもおすすめです!
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