週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

登山者数世界一と言われる高尾山は酒飲みにとって天国

ビール、日本酒飲み放題!高尾山ビアマウントが最高だった

2016年08月19日 11時00分更新

 山で飲むビールは最高! 偉大なる先人たちもそう言っています。高尾山では、ビールとおいしい食事が飲み食べ放題、加えてきれいな空気を吸い込み放題で3500円。これは良コスパ。

ミシュラン三ツ星の高尾山で「ビアマウント」開催中

 ごきげんよう、アスキーの酒飲み担当ナベコでございます。お盆期間に休みをもらうことができたので、日頃のウサを晴らすために清い空気を吸いに行ってきました。そう、山へ。

新宿から1時間圏内の京王線「高尾山口駅」から徒歩10分ほどで入山できる。駅の建物は新しく、温泉施設まで隣接している。

山の中腹まで運んでくれるリフト、ケーブルカーは、いずれも片道480円。

 八王子市にある高尾山は“登山者数が世界一”と言われるほど多くの人に愛されている山。標高599m。ケーブルカーとリフトの設備があり、ハイキング感覚で登れるのも魅力のひとつ。2007年からミシュランガイドの三ツ星観光地に連続で選定されていることもあって、外国人観光客からも人気です。

ビアマウントたる酒場が!

 そんな高尾山には、ビアガーデンならぬ“ビアマウント”があります。山の中腹にそびえ立つ見晴しのいい建物で、ビール飲み放題、バイキング食べ放題。2時間制で、価格は男性3500円、女性3300円。6月から開催しており、10月15日までの期間限定です。

これが噂にきくビール天国への階段のようだ。提灯が下げられていてお祭り気分だった。

 世界一(登山者数)の山で飲むビールは味はかくや。以前、「高尾山ビアマウントはビール天国」という記事を盛田が書いたのをあらためて見て、ズルイ……という感情が止まらなかったので、私も足を運んでみましたよ。

 そこでみた光景とは……、おお!!

アサヒ、キリン、サッポロ、サントリー……各社のビール飲み放題!

 ビアマウントの建物をのぼっていくと、そこはまるでパラダイス(楽園)。各テーブルで繰り広げられる酒宴。軒を並べる飲み物と料理のブース。

山の中腹にも関わらずこんなに賑やかな光景が繰り広げられていた。

 バイキングなので飲み物と食事は自分で取りに行く仕組み。最初に調達したものは……。

 ビール!

飲み物の種類がビールだけでもたくさん。

 ドリンクのブースに行って驚いたのですが、ビールだけでも種類が豊富にあるのですね。アサヒのスーパードライ、キリンの一番搾り、サッポロの黒ラベル、サントリーのザ・プレミアム・モルツと、各メーカーのものが揃っています。「俺はアサヒ以外ビール認めない」「キリンじゃないと飲んだ気にならないね」とビールの好みが違うおじさんたちが一緒に行っても大丈夫。

ビール。山で飲むビールのありたがたさ。

 最初に飲んだのはキリンの一番搾り。「プハーーーーー!!」 おいしい、震えるほどおいしい。というのも、空気がおいしいし見晴しが良いというのもありますが、ここに来る以前に山頂まで登った、というのも大きいでしょう。すべてを含めて、山で飲むビール最高!

焼酎、ワイン、ハイボールなども用意。いったい酒好きをどれだけ飲ませるつもりだ(笑)

 他にも、ビールでいうならばハイネケン、ハートランドなどがあります。さらに、ハイボール、焼酎、ワインなども揃え、酒飲みは迷ってしまうことこの上ない。“ビアマウント”と名乗っているのに、ビール以外の酒もこんなに揃えているなんて。うれしい裏切りです。

リキュールコーナー。自分でカクテルをつくることができる。

 セルフで注げるリキュールコーナーもあるので自分でカクテルをつくれます。運転者さん向けにノンアルコールも用意。いったいどこまで至れりつくせりなのでしょう。

2杯目はアサヒのスーパードライ ドライブラック。普段あまり飲まない酒まで試せるのがうれしい。

食事のレベルも高い! 高尾山おそるべし

 驚くのはビールの豊富さだけではありませんでした。料理もおいしい。

皮まで手作りという餃子。もちもち。

四川から山椒、トウガラシを調達してつくったという本格的な味わいの麻婆豆腐。

 「山だから、食べ放題とはいえ料理の内容はそこそこかな」なんていう勝手な先入観があったのですが、完全に覆されました。ひとつひとつの料理がこだわりをもってつくられているという感じで、とてもおいしかったです。

 餃子は皮から手作り、麻婆豆腐は調味料を本場から仕入れており、ピザは石窯で手焼き。同じ内容のバイキングが繁華街であったら、もう少しお高いだろうと思えるほど。

揚げ物や中華がたくさん。

海鮮や和風こそ少ないですが、ビールに合う内容のバイキング。

 〆にはなりますが、記者のオススメは名物「八王子ラーメン」。スープにたまねぎが入っていて、自然な甘さと懐かしさを感じる味です。ラーメンもオーダーが入るたびに茹でているようで、伸びたりしていません。

八王子ならではの八王子ラーメン。甘いスープが特徴。

さっぱり食べたい人にはおでんも。

焼き鳥も焼きたて。

 料理は豊富に用意されていますが、皿交換制なので無尽蔵に最初からキープすることはできない仕様になっています。当然ではありますが、山の上なので廃棄が出ないよう適量を少しずつ取りに行きましょう。

デザートコーナーではクレープを目の前で焼いてくれる。

お子様歓喜! チョコレートファウンテンまである。マシュマロやフルーツにチョコを絡めて食べ放題だ。酒好きならずとも楽しめる。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事