アスキー編集部のカルチャー担当・コジマが、世間をにぎわせているトレンドをピックアップ! 明日使える(?)トレンド情報をあなたに。
Introducing the WORLD’S FIRST playable #PizzaDJDecks. We’re giving 5 away across the UK. Stay tuned for clueshttps://t.co/jHFoVK2Yp3
— Pizza Hut UK (@pizzahutuk) 2016年8月17日
マクドナルドの「ハッピーセット」を始めとして、ファーストフード店には「おまけ」を付けるセットがあります。また、人気アニメ作品とのコラボキャンペーンを実施するカフェもありますね。
そのような場合、ランチョンマットやコースターなども限定のものになっていたりするため、持ち帰って飾るファンも多いのだとか。それを見越して、「コースターが付きますよ」とあらかじめ記載するメニューも提供されていたりします。
日頃は捨てられてしまうこともある包装やマットなどに付加価値を持たせ、人を集める宣伝効果を生む。うまいやり方だな、と思います。
海外ではどうでしょう。「だが世界にはもっととんでもないやつがいた!」と某テレビ番組のような煽りを付けたくなってしまいますが、イギリスでは非常に大胆なアイディアのパッケージが話題になっています。英ピザハットが提供する、「DJコントローラーになるピザボックス」です。
このピザボックスにはバッテリーが内蔵されており、Bluetoothでスマートフォンやタブレット、PCなどとペアリングができます。ペアリング後、ターンテーブルやクロスフェーダーなどが書いてある部分をタッチ操作することで、DJプレイが可能に。
■実演動画■機能の説明動画
対応するDJプレイ用アプリは「Serato」や「DJ Pro」などの定番ソフトが挙げられており、わりと実用的かもしれません。
イギリスにはピザハットがおよそ350店舗ありますが、このピザボックスは、そのうち5店舗限定での提供だそう。今後、公式Twitterで関連情報を告知するとしています。
驚きの発想ですが、よく考えればピザボックスはかさばるのに、他のものに転用もできそうになく、あっさり捨てられてしまうもの。これに機能を持たせれば、話題にもなるし、すぐには捨てられないでしょう。
日本でも、似たようなアイディアで「ちょっと変わった外箱」をウリにするチェーンが出てくるかもしれませんよ。
コジマ
1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。ショートコラム「MCコジマのカルチャー編集後記」ASCII倶楽部で好評連載中!
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