エバラ食品「黄金の味」を使ったことがないという人は少ないはず。家で焼肉をするときにつけだれとして。りんごや桃、梅などの果実類が入っているから、味がまろやかなのですよね。
8月29日の“焼肉の日”に向けたアピールの一環で、黄金の味は「焼肉 KINTAN」とコラボ。8月17日から8月31日の期間限定でスペシャルランチ「黄金の肉ごはん」3種を店舗で提供します。
「焼肉 KINTAN」は恵比寿、六本木、赤坂など都内に数店ある大人の焼肉レストラン。カジュアルだけどコースによっては予算1万円も超えるちょっと高級な焼肉店です。家庭で普段使いしている黄金の味が上等な飲食店とコラボするというのは、ちょっと意表をつかれました。
「黄金の和牛ライスケーキ」ケーキカットしたい、祝いたい
目玉は「黄金の和牛焼肉ライスケーキ」。ライスをケーキの金型で抜いて、上にたくさん和牛を乗せた豪華なもの。なんと“黄金”を表現するために金箔も乗っています。価格はスープ、サラダ(おかわり自由)、デザートも付いて1500円。
肉の部位は“ランプ”。柔らかくて旨みがある上質な赤身。
中央で神々しい存在感を放つ玉子は“横斑プリマスロック”。KINTANで通常使用しているものです。コクがある味わいが特徴。
鮮やかなグリーンとして玉子のまわりに添えられているのは万願寺唐辛子。ただのシシトウではないところがKINTANさん、さすが。
肉には黄金の味が絡んでいます。さらに、ガーリックライスも下味に黄金の味を使用。お皿にたっぷり乗ったソースも黄金の味とゴマダレを絡めたもの。肉、ライスだけではなく黄金の味の存在感も強烈。料理の監修は「白金割烹 金舌」篠崎薫料理長。
言われてみて気が付きましたが、エバラは黄金の味とは別に「焼肉のたれ」も発売していますよね。それぞれの味わいは異なり、黄金の味のほうはそもそもからして焼肉のつけだれとしての用途だけではなく調味料になる、という商品なのですね。
今回のコラボメニューはあえて料理の味付けに黄金の味を使用したもの。焼肉のお店なのにつけだれとしては使わないって、考えてみるとおもしろいですよね。
ちなみに要望があればお祝い用の花火も付けてもらえるということ。ランチタイムではありますが、焼肉ライスケーキで誕生日をお祝いって素敵すぎますよね。甘党ではない記者は胸が躍ります。
黄金の味で肉と飯が進む!!(ビールにも合う)
肉好き酒好き女子を代表して、黄金の和牛焼肉ライスケーキを食べてきました。ん? ボリュームたっぷりだけど何かが足りない。なんだろう。
ランチタイムですが肉にはビールが欲しい。「白穂乃香」は780円でした。ランチからちょっと贅沢って? 夏休みにはこれくらいよいでしょう。ライスケーキだし、お祝いです。
ケーキカット(お箸ですが)! 肉に皿のソースを少し付けてライスと一緒に。
んーーー、うまーい!!
素直に、肉がおいしいです。厚みがあるランプは噛めば噛むほど旨みが出てきてありがたいことこの上ない。さすが和牛! さすがKINTAN!! 黄金の味が絡んでいますが主張が強いわけではなく、香りや甘いコクを加えている感じ。
黄金の味って白いご飯が進むじゃないですか。食べる前は「ガーリックライスじゃなくて普通の白いご飯でもよかったのに」と思っていましたが、いざ口にしてみるとガーリックライスがおいしい!
下味に黄金の味を使っているそうですが、ガーリックの華やかな香りがするのに主張が強すぎるわけではなく、まろやかな味わいです。黄金の味って、冒頭にも書きましたがりんごや桃、梅などの果実類が入っているので、適度な酸味があってまろやかなのですよね。素材の味を引き立てているようです。
肉がたっぷりなので、もう少しガーリックライスがあってもいいかなと思いました。もともとかなりのボリュームですが。
全体的に“焼肉ライスケーキ”という言葉のダイナミックさに対して、上品な味でした。ランプのおいしさが引き立っています。ビール(白穂乃香!)を片手に優雅にランチタイムを楽しめる感じ。ボリュームこそ多いですが、女性にもオススメです。
1500円という価格はランチにはちょっと高いと感じますが、KINTANの人にきいたところ「原価が倍以上かかっているから、本来ならこの額で提供できない。かなりコスパがよい」ということ。休暇の日のちょっと豪華なお昼にでもいかがでしょう。
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