ASUSは8月12日、NVIDIA GeForce GTX 1070を搭載するビデオカード「ROG STRIX-GTX1070-8G-GAMING」を発売した。予想実売価格は6万2500円前後。
ROG STRIX-GTX1070-8G-GAMINGは、PCゲーマーおよびオーバークロッカー向けに設計された「R.O.G.(Republic of Gamers)」シリーズで、「ROG STRIX」モデルはこれからPCゲームを始めたいというライトゲーマーからヘビーゲーマーまで幅広く対応したゲーム用製品だ。
LEDでビデオカードを光らせる「Aura RGB Lighting」機能を搭載。ビデオカードの表側のファンの周りと裏側のR.O.G.ロゴが使用時に光り、さらに付属ソフトで光の色を自由に変更できるという。淡く明滅させたり、GPUの温度に応じて色を変化させたりすることも可能。
風圧を強める独自ブレードとGPU温度が低いときにファンを停止する「ウイングブレードゼロノイズファン」を搭載。ファンブレードの先端部分に航空機のウイングレットのような曲げを加えることで、通常のファンと比べて同じ回転数でもより強力な風を送ることができ、低い回転数でも十分な冷却性能を実現。
ヒートパイプをGPUに密着させたトリプルファン構成の「DirectCU III」クーラーも搭載。通常は台座経由でGPUの熱を受け取るヒートパイプを、台座を経由させずに直接GPUに密着させることで熱の移動効率向上を実現。また、ファンを3つ搭載することで放熱フィンの放熱能力を最大まで発揮させているという。冷却性能はリファレンス設計のクーラーと比較して最高30%向上しており、高負荷時でも最高3倍静かに動作するとのこと。
ビデオカード設定ソフトウェア「GPU Tweak II」を使用すれば、Windows上からビデオカードの状態を細かく把握でき、また詳細なオーバークロックの設定も行なえるという。ビデオカード自体の設定のほか、Windowsのバックグラウンドで動いているサービスプログラムを停止させて、より多くのCPUパワーをゲームに使用させる機能なども搭載している。
ゲーム画面をリアルタイムにインターネット配信できる、SplitmediaLabsの「XSplit Gamecaster」ソフトウェアも付属。動画配信のほか、ゲームのフレームレートやGPU負荷などをリアルタイムに表示する機能も搭載で、ASUS版のオリジナル機能としてGPU Tweak IIであらかじめ保存しておいた設定プロファイルをゲーム中に選択することも可能。1年間のPremiumライセンスが付きですべての機能を1年間無料で使えるという。
基本スペックは、ブーストコアロックが1683MHz、メモリーはGDDR5 8GB、最大消費電力は225W、インターフェースは、DVI-D×1、HDMI×2、Display Port×2。
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