法人向けの高性能Windowsスマホ、Acer「Jade Primo」を写真でチェック
2016年08月07日 12時00分更新
日本エイサーが主に法人向けとしてリリースする、Windows 10 Mobile搭載のスマートフォン「Liquid Jade Primo」。製品に同梱するドックにはHDMI端子が用意されており、有線でのContinuum機能に対応する。今回はまず、外観を中心にチェックしていこう。
Acerから発表された、有線のContinuumにも対応するハイスペックなWindowsスマホ「Liquid Jade Primo」。価格は税抜約10万円
同社はJade Primoについて、単純なスマートフォンではなく、“ポケットPC”という呼称を用いている。製品箱には前述のドックに加えて、無線キーボード、無線マウスまで付属。というわけで、スマホとしてはかなり大きな梱包になっている。
主なスペックは、ディスプレーにフルHD解像度(1080×1920ドット)の5.5型、ヘキサコアのSnapdragon 808、3GBメモリー、32GBストレージ、2100万画素カメラ(イン800万画素)、2870mAhバッテリーなど。
CPUは現状の最速クラスではないが、もともと動作がスムーズなWindows 10 Mobileに加えて、画面解像度もフルHDということもあって、非常にサクサク。ウェブブラウザーのEdgeもPC向けサイトを表示させても、引っ掛かりなどは感じられない。また、ディスプレーは有機ELなのに加え、表面処理の影響か、非常に鮮やかで印象的だ。
デザイン的には、厚みは8.4mmと超薄型ではないのだが、背面の左右が丸みを帯びていることもあって、数値以上に薄く感じる。また、最近のAcer端末ではおなじみの背面のヘアライン塗装も高級感がある。
スペック的に気になるのは対応バンド。グローバルモデルをほぼそのままに国内に導入したのか、LTEがバンド1/3/7/20、3G(W-CDMA)がバンド1/2/5/8と、ドコモ網で利用する場合に800MHz帯に接続できないのは、イマドキのSIMフリースマホとしては残念なところ。
有線のContinuum機能については、後ほど実際に試してみる予定だ。お楽しみに。
| Acer「Liquid Jade Primo」の主なスペック | |
|---|---|
| ディスプレー | 5.5型有機EL |
| 画面解像度 | 1080×1920ドット |
| サイズ | 約75.9×156.52×8.4mm |
| 重量 | 約150g |
| CPU | Snapdragon 808(ヘキサコア) |
| メモリー | 3GB |
| ストレージ | 32GB |
| 外部ストレージ | microSDXC(最大128GB) |
| 対応ネットワーク | LTE:バンド1/3/7/20 W-CDMA:バンド1/2/5/8 4バンドGSM |
| 無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
| OS | Windows 10 Mobile |
| カメラ画素数 | リア:21メガ/イン:8メガ |
| バッテリー容量 | 2870mAh |
| SIM形状 | nanoSIM×2 |
| カラバリ | ブラック |
| 発売日 | 8月25日 |
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