Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。
基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。
監視報告
Windows 10どこが変わった? 標準ブラウザがEdgeに!
Windowsはこの20年、標準ブラウザにInternet Explorerを搭載してきた。IE1からIE11まで進化してきたが、Windows 10で大きな変化が起きた。20年ぶりに標準ブラウザが変更されたのだ。新しいブラウザは「Edge」(エッジ)。マイクロソフトがイチから設計した最新のブラウザだ。
強固なセキュリティを備え、PCだけでなくスマホやタブレットでも同じようにウェブページを表示できるのが特徴。レンダリングエンジンはTridentだが、固有の機能をばっさり削り、ChromeやFirefox、Safariとの相互運用性を高めるため、4000ヵ所以上に手を入れている。
Edgeは動作が軽く、ウェブページの表示も速いのがウリ。タブレットモードにしてもUIが大きめでわかりやすく操作しやすい。スマホ版のEdgeも同様だ。新機能としては、ウェブページを表示している画面に手書きメモを描いて、OneNoteなどに保存する機能などがある。
気になる拡張機能は、現在急ピッチで開発が進められている。最新のInsider PreviewではWindowsストアから拡張機能をダウンロードできるようになっているが、まだテスト段階で13種類しか用意されていない。なる早の充実を期待したいところだ。
一般ユーザーが使うなら問題ないが、拡張機能をたくさん入れて思いっきりカスタマイズしたいユーザーには不満かもしれない。また、ウェブサイトによってはEdgeを対象外としているところもある。Windows 10もまだ普及しきっていないので、現在の所はChromeやVivaldi、Firefox、Safariなどを使ってもいいだろう。
ちなみに、Windows 10にもIE11が搭載されている。ウェブサイトによってはIEでしか動作確認をしておらず、Edgeをサポートしていないためだ。Cortanaで「IE」と検索すればいい。
これでズバッと解決!
標準ブラウザはInternet ExplorerからEdgeに変わった。性能は大幅にアップしたものの、拡張機能に関してはこれからというところ
Windows 10探偵団は毎週、月・水の午前9:00、日曜日の12:00に更新します。お楽しみに!
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