Instagramは現地時間8月2日、複数の写真や動画をスライドショー形式で見せられる新機能「Instagram Stories」を発表した。同日から提供を開始している。
Instagram Storiesはフィードとは違う画面に写真や動画をアップし、100枚までスライドさせられる。フィードにアップする写真との大きな違いは写真にテキストを書き込んだり、絵文字を追加できる点だ。
アップした写真・動画は24時間で自動的に消えるのもユニークなポイント。アップするコンテンツもその場で撮影したものか、24時間以内に撮ったものに限られているという。
ほかのユーザーがInstagram Storiesにアップした写真や動画へのコメントはInstagramダイレクト経由の非公開メッセージを使う。いいねボタンや通常フィードのようなコメントはない。またダイレクトメッセージも、自分がアップする際のコメントもハッシュタグは現時点では使えない。
Instagram Storiesの公開範囲は細かく設定可能で、フォローされてなくても閲覧できるようにすることから指定したユーザーしか閲覧できないようにすることもできる。
かなり限定的な機能に見えるがユーザーから「フレキシブルな投稿がしたい」「連投がしたい」という要望があったという。今後は通常のフィードにアップする写真や動画は幅広くシェアされるパブリックなものを1枚、Instagram Storiesではもっとくだけたり、あるいは少しプライベートな写真を時間限定で何枚もアップする使い方になりそう。
なおInstagram Storiesでアップした写真をいったんカメラロールに保存し、通常のフィードにアップできるので、24時間で完全に消えて後悔、ということにはならないだろう。
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