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何かとお役立ちのノイキャンヘッドセット「BSHSBE34」:Xperia周辺機器

2016年07月31日 10時00分更新

 夏の休みにはクルマに乗ってみんなで出かける機会も増えますが、たとえ運転中でも容赦なく電話はかかってきます。もちろん運転中にXperiaを手に取ることはできませんが、そんなときにはハンズフリー通話に対応するデバイスが役立ちます。

 今回は、周囲のガヤガヤとうるさい音をカットして声をキレイに届けられるノイズキャンセリング機能搭載Bluetoothヘッドセット「BSHSBE34」シリーズをご紹介いたします。

 「BSHSBE34」シリーズは耳の内側に透明なイヤーピースで固定して、半円状のイヤーフックを耳たぶにひっかけて装着するコンパクトな片耳タイプのBluetoothヘッドセットです。

 イヤーフックがあるだけでわりとしっかり装着できますが、耳の内側のサイズに合わせて3種類のイヤーピースが用意されており、ジャストフィットさせることができます。首をかなり激しく振っても取れません。

 ペアリングの際にとても便利なのが「BSHSBE34」シリーズにも搭載されているNFCで、XperiaにあるNFCマークと近づけるだけでピコリンとカンタンに接続できます。いちどペアリングしてしまえば、接続も解除もNFCを近づけるだけのラクラク操作。最大で8台までのペアリングが可能で、2台同時接続のマルチポイント機能もあります。

「BSHSBE34」シリーズの最大の特徴は、ノイズキャンセリング機能を搭載することです。通常、マイクは音声を拾うひとつのみなのですが、「BSHSBE34」シリーズはもうひとつマイクを搭載。ここから周囲のノイズとなる音声を集音して打ち消すことで、話し声だけをキレイに相手に届けることができます。

 こうした小さいヘッドセットでは声を拾うマイクと声を発する口との距離があり、周囲話し声まで集音してしまうと聴いている側は何を言っているかさっぱりわからなくなりますが、ノイズキャンセリング機能のおかげで聞き返されることもなく、お互いにスムーズに会話できます。

 本体内蔵のメタルアンテナによりしっかり電波をキャッチする構造になっているので、Xperiaをどの位置に置いていても途中でブツブツと途切れることもありません。VoLTEで採用されている「HD Voice」にも対応しているので、VoLTE対応のXperiaであればより高品位な通話が可能です。

 ノイズキャンセリングやメタルアンテナ、HD Voiceと、言葉だけ並んでいてもイマイチ効果がわかりにくいのですが、実際に使ってみると周りがうるさくて聞こえなかったり、通信が途切れたり、「聞こえにくい」ことがストレスになるヘッドセットでは、こうした機能がそれぞれがとても重要なため侮れません。

 ヘッドセットには物理キーとして、ボリュームキーのプラスマイナスボタンとファンクションボタンの3つがあり、片手で音量の調整のほか、着信応答や着信終了、リダイヤル、着信拒否、マイクミュートといった操作ができます。音楽を聴いている際には、再生、一時停止、曲送りや曲戻しボタンとしても使えます。

 これは便利だなと思ったのは、ファンクションボタンを1秒長押しして「Google Now」を呼び出せる機能です。

 「Google Now」から声で話して音声検索ができるので、Xperiaに一切触れずにちょっとした情報をチェックできます。さらにもうひとつ、「BSHSBE34」シリーズを操作した際に、音声で「接続されました」「バッテリー残量、ミディアム」といった状況も知らせてくれます。

 耳に装着しているので視覚的に把握しにくいぶん、日本語音声のアナウンスでフォローしてくれますが、これはなかなか気の利いた機能です。

 microUSB経由での満充電までは約1.5時間。理論値ですが連続待受時間は最大194時間、連続通話時間が約6.7時間、音楽再生時間が6.5時間となっています。ヘッドセットがあると、仕事や家事をしながらでも通話しながら両手が自由に使えるというメリットが最大限に活かせるため、1台は用意しておきたいアイテムです。


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