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自治体の住民サービスで仮想エージェントを導入、実地テストで完成度を高める

大阪大学 石黒研究室と共同で「AIと人の対話シナリオに関する研究」を開始

2016年07月29日 16時33分更新

共同研究プロトタイプとエルブズ構築アプリのα版画面イメージ

 TISは7月29日、大阪大学 石黒研究室などと共同で「AIと人の対話シナリオに関する研究」を共同で開始したと発表した。

 大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻 知能ロボット学研究室(石黒研究室)が得意とするヒューマンロボットインタラクションと、TISの自然言語処理研究実績を組み合わせ、エルブスが開発を進める社会性エージェントを活用。高齢者向けのコミュニケーションツールの開発を目指す。

 AIやロボット、エージェントなどと人間がどのように円滑なコミュニケーションをとれるか、あるいはその関係がどのような社会環境に関わっていけるかといった検証を進める。

共同研究の相関図 

 共同研究は6月から進められており、基礎自治体での物流・厚生などの住民サービスにおいて仮想エージェントを用いた対話型サービスを行ない、利用者の生の声をフィードバックすることで完成度を高めるという。

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