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ASCII編集部ハイサイ比嘉がおすすめ

有機EL&2560×1440ドット表示が魅力的すぎ!! レノボ「ThinkPad X1 Yoga」

2016年07月22日 11時00分更新

写真右側が有機EL(OLED)搭載版。非常に鮮やかな色合いの表示となっていることがわかるはずだ

 レノボ・ジャパンの14型2in1「ThinkPad X1 Yoga」は、360度回転するYOGAヒンジを採用したThinkPad。その最新・最大のトピックは、次世代ディスプレイとして注目される有機EL(OLED)搭載版がお目見えしたことだ。その特徴はというと、最大解像度2540×1440ドット、Adobe RGBカバー率100%、100万対1の高コントラスト比、1ミリ秒以下の応答速度と、まるでクリエイター向けディスプレーを思わせるスペック情報のオンパレードで、非常に驚かされる。もちろん、10点マルチタッチ&スタイラス対応だ。有機ELというといわゆる“焼き付き”が気になるところだが、ピクセルごとの表示履歴を記憶および補正することで大幅に低減しているという。

ThinkPad X1 Yoga(有機EL版)の主なスペック
CPU Core i7-6500U(2.5GHz)
メモリー 8GB(LPDDR3)
SSD 512GB(PCIe NVMe)
ディスプレー 14.0型有機EL(2560×1440ドット)、10点マルチタッチ
I/O USB 3.0×3、HDMI、Mini Displayport、OneLink+、microSDカードスロット
通信 1000BASE-T(要アダプター)、IEEE 802.11ac、WiGig(オプション)、Bluetooth 4.1
本体サイズ およそ幅333×奥行き229×高さ17mm(最薄部15.5mm)
重さ 約1.27kg
ペン入力 対応(ThinkPad Pen Pro-3)
バッテリー駆動時間 約13.3時間(JEITA 2.0)

 「ThinkPad X1 Yoga」は、そもそも基本スペックが高い上に、2048段階の筆圧感知をサポートするスタイラス「ThinkPad Pen Pro-3」、生体認証機能「Windows Hello」対応の指紋センサーなど、Windows 10ならではの機能もサポートしており、あらゆる点でメインマシンとして役立つ要素を備えている。

こちらは従来版「ThinkPad X1 Yoga」

2048段階の筆圧感知をサポートするスタイラス「ThinkPad Pen Pro-3」。本体に内蔵可能だ

 また、ディスプレーを回転させてタブレット状態にするとキーボードの縁がせり上がり、キーの誤入力を防ぐ機構「Lift'n Lock」などを採用し、2in1としての使い勝手も追求。ThinkPadシリーズらしく、熱設計においても細部まで改良が行なわれ続けており、耳につくトーンノイズを低減させた第9世代Owl(ふくろう)ファン、フィンの間隔を調整することで放熱効果を最適化した階段フィン、独自開発の放熱塗料、ユーザーの利用環境を検知し放熱制御を行なうインテリジェント クーリングなども特徴となっている。

使い勝手のいいキーボードも魅力。タブレット状態にするとキーボードの縁がせり上がり、キーの誤入力を防ぐ機構「Lift'n Lock」を採用している

 有機EL版の登場で、「買わない理由がない」といえるほどさらに完成度を高め、魅力のある製品となっているのだ。

従来版パッケージ。有機EL版はどのようになるのだろうか

ハイサイ比嘉

アスキー編集部でAppleやWindows PCを担当。最近、15インチMacBook Pro Retinaディスプレイモデル(Mid 2012)にWindows 10をインストールして、15年ぶりくらいにWindowsをメイン環境として使っている。

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