ASUSTeK Computer Inc.は7月14日、AMD A88Xチップセットを搭載するSocket FM2+対応のmicroATXマザーボード「A88XM-A/USB 3.1」を、日本市場向けに発売すると発表した。予想実売価格は9500円前後で、7月15日より販売開始予定。
A88XM-A/USB 3.1は、ASUSオリジナルのデジタル電源回路「DIGI+ VRM」をCPU部分の電子回路に採用。負荷によって激しく変動するCPUの要求電力に対して、低遅延でより正確な電量供給を実現するという。オリジナルの電力制御チップ「EPU(Energy Processing Unit)」を搭載し、自動でパソコンの消費電力を抑えることができる。EPUの動作設定はUEFIから変更も可能だ。また、Windows用のソフトを使用してCPUファンとケースファンの回転速度を温度に応じて細かく制御する「Fan Xpert」も利用できる。
そのほか、UASPに対応するUSB 3.1コントローラーチップを採用しているので、UASP対応チップを搭載する外付けHDDなどのデバイスとの接続時に、通常のUSB 3.1接続よりも高速なデータ転送が可能だとしている。UASP対応チップを搭載していないUSBデバイスと接続した際は、自動で独自のターボモードで動作し、マザーボード側で転送を最適化する。主な仕様は以下の通り。
A88XM-A/USB 3.1の主なスペック | |
---|---|
製品名 | A88XM-A/USB 3.1 |
対応APU | AMD A/Athlonシリーズ |
対応ソケット | Socket FM2+ |
チップセット | AMD A88X |
対応メモリー | DDR3-2400×4(最大64GB) |
画面出力端子 | HDMI、DVI-D、D-Sub 15ピン |
拡張スロット | PCIe 3.0 x16、PCIe 2.0 x1、PCI |
ストレージ機能 | SATA 6GB/sx6 |
UBS機能 | USB 3.1 Type-A×2、USB 3.0×4、USB 2.0×6 |
ネットワーク機能 | 1000BASE-T |
フォームファクター | microATX(236×208mm) |
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります