編集部でのこぼれ話を中心に、この先のスタートアップ関連の動きをおさらい! 記事にする必要のない余計な情報、ウラ話を中心にゆる~くお届けします。
北島:暑かったり寒かったりしてますが、みなさま体調管理いかがでしょうか。
鈴木:いや無理でしょ。朝出るときに、渋谷が今日は36度になりますって言ってて、ええーー今から、そこ取材に行くんですけど、外出たくないんですけどとなりました。
盛田:参院選そっちのけで都知事選に出るとか出ないとかメディアが騒いでる石田純一さんはこの暑さでも靴下履いていないそうですよ。それで革靴履いてるんですかね。やばそう。
北島:それだけで暑さがより増す情報ですね。そういえば、明日は参議院選挙でした。盛田さんのエクセルの記事、作るの大変だったんじゃないですか。
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盛田:めっちゃ大変だった。そのあとで毎日新聞の「えらぼーと」っていうサイトで診断みたいのができるって知って「これでいいじゃん」となって落ち込み、昨日ヤフーが発表してたビッグデータ予測で結果が見えて「えぇ……投票する意味あんの……」ってなってきた。でもそういうことじゃないんだよね選挙は。たとえ運命が決まっていてもぼくたちは勇気をもって現実と戦うんですよ。
北島:検索はサービスじゃなくインフラなんだなと思っちゃいますね。ま、夕涼みついででも行きましょう。
鈴木:選挙の場所が近所の女子高(ボソッ)、わたくし棄権したことないです。
盛田:えっ……交換しましょう。投票用紙交換するサービスないの?
北島:……そろそろ、今週の本題いきますか。
akippaの新サービス
鈴木:では、ここはわたくしめが。アプリ万博 2016夏に行ってきました。
北島:ちょっと前にも行っていたような気がします。アプリ博?
鈴木:定期開催してるんですよ。今回も見知らぬアプリとの出会いを求めてきました。
盛田:出会い系か。なるほど。
北島:まだまだ知らないスタートアップはあると。
鈴木:それがですね。知っているスタートアップのまさかのサービスでして、6月末にリリースされたばかりの『SOCCER NOW』、サッカー専門のキュレーションアプリです。
SOCCER NOW(アプリ)
盛田:日本中からサッカーメディアのニュースを集めてくるってこと?スポーツニュースだと競合けっこういっぱいありそうだけどそんなことないんかね。
鈴木:もとは2011年9月にできたサイト“サッカーなう”をベースにしたサービスなのですが、運営会社が、あの駐車場を見つけるakippaなんですよ。めちゃくちゃ驚いたー。
盛田:えーーっ!! 知らなかった。あきっぱそんなことやってるの??なんでそんなの始めたんだろ、空き地でサッカーやらせたいのかな。サッカー場のシェアリングサービスとか。
鈴木:始めたというか、2011年だから、あきっぱのリリース前から。
盛田:あ、そうか……5年前からやってたんだ、失礼しました。それにしても不思議。
北島:趣味……じゃなくてCSR的活動なんですかね。キュレーションも当時からやってたの?
鈴木:もとはメジャーなサッカー情報ではなく、地域サッカーや学生などに焦点を絞ったサッカー情報サイトでオリジナル記事だったようです。
北島:また渋いところを。当時はJリーグですらなかったわけですか。
鈴木:すでにメジャーな情報はあふれてますからね。昔の話などは詳しくは聞けませんでしたが、akippaとの連携サービスもあって、Jリーグの観戦サポーター向けにスタジアム近くの駐車場案内しているとか。
盛田:そこはちゃんと連携してるのね。まあ点と点がつながって線になるというから……
北島:そういえば肝心のアプリの中身の話してないね。
鈴木:さてさて、アプリ万博からは以上です。
女子大生が体験!してみたサービス
鈴木:続いてはメンターをやっている青山アクセラレーションプログラムから、メディアメンターのお願いでピッチイベントに参加してきました。いくつかのメディアの方が来ていて、プレゼンの内容にツッコんだり、どうすればメディアに取り上げられやすいかをアドバイスするものでした。
北島:メンター業お疲れ様です。
盛田:どんなツッコミどころが出たんですか。「メリットがわかりづらいよー」とか?
北島:別のアクセラレータープログラムでもそうだけど、普段取材では聞かない、記事にできないような生の話、結構しますよね。
鈴木:そうですね。メリットがわかりづらいよーとかはやはり、多いですね。プレゼンではどこをどう強調すればいいかとか、思いを伝えるより、サービスを伝えてくれとか。
北島:確かにそこがきっちり整理されていると、メディアのほうも受けやすい。
盛田:「思いを伝えるより」ってのめっちゃわかる……ピッチとかでも前半部分の「こんなことありませんか?こんなこと、こんなこと……ぼくたちはこんな思いをもって変えたいと……」ってところばっか長くて「だからなんやねん!はよ言えや!」ってことある。
北島:ピッチあるあるですか。普通の取材でもたまにそういう場面あるね。でもビジョンも大事。
鈴木:裏話的なところもおもしろいですね。では、そこで出たサービスをご紹介しますね。
盛田:よいですね。
鈴木:まずはフリックフィットという今年サービス開始予定の……。
盛田:フリ…クリ…?
鈴木:アニメじゃないっすよ。
盛田:すいません。
北島:えーと、「女子大生が体験!」というキャッチが大きくサイトにありますね。それがメイン?
鈴木:サービスの説明も前に、女子大生の名前を出したら、話題そっちにもっていかれるよ!
盛田:女子大生をフリッとしてフィッとできるサービスなんですか?
北島:足! 女子大生! 以上、という潔さ。
鈴木:ECで靴のヴァーチャル試着ができるというサービスです。
盛田:おー、スマホオンラインフィッティング! フリック・フィッティングでフリックフィットか、なるほど。
北島:スマホでスキャンができちゃうの?
鈴木:スマホでもスキャンできるアプリは出るそうですが、正確性を求めるなら、まず一度リアルで専用スキャナーを使ってデータを取っておく必要があるとのこと。購入の際に、靴の履き心地がヒートマップで表示されるので、ちょっときついとこは赤い色になるってサービス。
盛田:それ便利。理想言えばそれで左右別々のサイズ発注できると最高なんですけど。わたし左右で足の大きさちがうんですよね。
北島:なるほど、サイトの色味にも意味があったんですね。足の形って本当に個人でまちまちなので、気楽に計測してピッタリはけたらうれしいですよね。ビジネス的にはECでの仲介手数料で収益を得る形なんですか?
鈴木:いろいろな形でできますよね。システムの提供がメインっぽいですけど。
盛田:まあ普通にファッションEC向けサービスと考えるのが素直かも。オンラインフィッティングサービスはいろんなのが出てるけど、KDDI∞Labo第8期生のシンデレラシューズとは技術的アプローチがちがうのかな、という感じですかね。
みんなゼロ円には弱い
鈴木:それでは来週の予定に行きましょうか。サイキック!
北島:関係ないけど盛田さんの記事で、弁護士ドットコムのクラウドサインに問い合わせ結構あったみたいで、よろしくといただきました。
盛田:なんだっけわたしの記事……あれか、セミナー!印紙代をゼロ円にするクラウドサイン!
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北島:そうそう。謎の流入がきてびっくりだったみたいですよ。ゼロ円というのはやばい。
盛田:かつて「クレジットカード手数料ゼロ円」もめっちゃ読まれたしね。みんなゼロ円には弱い。
北島:んで来週の予定に戻しますが、複業LIVE行ってくる予定。働き方系です。
鈴木:わたくしはソラコムカンファレンスに顔を出してきます。あとスタートアップ系のイベントが盛りだくさん。ええ、ほんと多い。なぜ、こんなかぶるほどあるの。。。
北島:夏はイベントも多いよね。
盛田:ソラコムさんのカンファレンスは行きたいー。自動運転車で気になることがあるのです。
●今週の一言
盛田:ITmediaニュース本宮学編集長はマテ貝の潮干狩りにはまっているそうです。
鈴木:元ITmedia記者の山田胡瓜先生の『AIの遺電子』2巻が発売になりました。みんな買ってね。
北島:ベテランの方とお話するとき、たまにITmediaとImpressで混乱したりします。
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