エプソンは7月7日、シートフィードスキャナーとフラットベッドスキャナーの新モデル全6機種を発表した。7月28日より順次発売する。
価格はすべてオープンプライス。ラインアップと実売価格、発売日は以下の通り。
- シートフィードスキャナー DS-530 3万円台後半/7月28日
- シートフィードスキャナー DS-570W 4万円台半ば/7月28日
- シートフィードスキャナー DS-310 2万円台後半/11月上旬
- シートフィードスキャナー DS-360W 3万円台後半/11月上旬
- フラットベッドスキャナー DS-1630 3万円台後半/8月下旬
- フラットベッドスキャナー(フォトスキャナー) DS-G20000 20万円台後半/9月下旬
「DS-530」は前モデル「DS-510」と比較して、スキャン速度を25枚/分から35枚/分へ高速化したモデル。給紙ローラーを従来のおよそ2倍に大型化し、厚みのある紙のスキャンにも対応している。また反対に、しわの入ってしまった伝票やレシートなど、つまりが起きやすい紙のスキャンにも対応した。心電図や店舗の売り上げレシートなど、超尺の紙のスキャンにも対応している(最長6m)。
Wi-Fiでの接続したモデル「DS-570W」も用意しているほか、フラットベッドスキャナー「GT-S650」と組み合わせて利用できるようにするユニットをオプションで用意。高速スキャンをする際は給紙トレーからのスキャン、ブックレットや雑誌などをスキャンする際はGT-S650のフラットベッド部を利用するといった使い方が可能だ。
「DS-310/360W」はスキャン速度は従来機の25枚/分のまま、フットプリントを7〜8割ほど小型化したモデル。スペースのとれない狭い卓上での利用や、「使うときだけ取り出したい」というニーズに応えるため開発されたモデル。クレジットカードなどのプラスチックカードのスキャンにも対応する。DS-310が有線接続モデルで、DS-360Wが無線接続モデル。
「DS-1630」は、オートドキュメントフィーダーと原稿台の両方を備え、大量の書類から厚みのある冊子までに対応するスキャナー。片面で25枚/分のスキャン速度で、両面読み取り対応のオートドキュメントフィーダーが利用できるため、両面でも10面/分での読み取りが可能。既存オプションの「ネットワークインターフェイスユニット」(DSBXNW1)を使用すると、ネットワークスキャナーとして複数のパソコンとのデータ共有も可能になる。
「DS-G20000」はLED光源を採用したフォトスキャナー。従来機「ES-G11000」より消費電力およそ33%削減したという省電力性能が特徴。A4を超える原稿サイズのスキャンに対応するほか、オプションのフィルムホルダ(ESFLUHLD)を使用することで、フィルムの一括スキャンにも対応する。
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