週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

あのキーボードPCを分解&改造した! その驚くべき結果とは

2016年07月06日 12時00分更新

スペースがあれば使いたくなるわけで

 基板を戻すときに気になったのが、左側のスペース。無線LANのアンテナが貼られているのですが、アンテナを置くだけの場所としては少々スペースが広い……。ここ、何かに使えそうな気がします。試しに5Vで動作する4センチ角くらいのファンを置いてみたら、いい感じに入るじゃないですか!また、横向きに送風できるブロワーファンだって、ピッタリはまります。

4センチ角のファンは余裕で、4×5センチくらいのブロワーファンはピッタリ入ります

 ……などとしらじらしく書いてますが、このスペースに合わせてファンを買ったんですから当たり前です。そんなわけで前置きが長くなりましたが、ファンレスで冷却に不安の残るキーボードPCの冷却強化改造をしていきたいと思います!(ようやく本題)

送風にはブロワーファンを採用することに

 通常のファンとブロワーファンのどちらを使うか、ずいぶんと悩みましたが、最終的にブロワーファンを採用しました。通常のファンを使う場合、吸排気の方向が上下にしかできないため、どう頑張っても基板全体を冷やすことができません。また底面の隙間が小さく、たとえ吸気口を作っても大した量の風を送れなさそうだと気づいたためです。

 その点ブロワーファンは、横向きに風を送れるのがメリット。これなら基板全体が冷やせるので、吸排気口さえしっかり作ってあげればかなり冷却性能を高められそうです。そんなわけで、まずはこの吸排気口から作っていきましょうか。

どちらのファンにもいいところがありますが、今回は右のブロワーファンを使うことに

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります