ハッセルブラッド・ジャパンは7月1日、世界初のミラーレス中判デジタルカメラ「X1D」の発表会を都内で開催した。ボディーの予想実売価格は110万円前後。7月6日から予約を受け付け、発売は9月初旬の予定。
撮像素子に32.9×43.8mm、5000万画素のCMOSセンサーを搭載しながら、本体サイズは幅150.4×奥行き71.4×高さ98.1mm、重量725g(バッテリー込み)という小型・軽量ボディーを実現した。
感度設定はISO 100~25600まで設定可能。背面には3型のタッチパネルディスプレー(92万画素)を搭載し、機能アイコンが並ぶメニューを採用。スマホのような操作感で設定が行なえる。
記録媒体はSDメモリーカード×2スロットで、フルHD(25fps)の動画撮影に対応。無線LANによる通信機能も内蔵する。
レンズマウントは新しいものを採用し、直接装着するには「XCD」レンズが必要。ただし、従来の「H」システムのレンズも、マウントアダプターを介することで装着できる。マウントアダプターは9月に発売予定だ。
XCDレンズは45mmと90mmを用意。税別希望小売価格は前者が24万8000円、後者が同29万8000円となる。
同社(の本社)はスウェーデンの老舗カメラメーカー。今回の製品はほかのカメラメーカーとの協業ではなく、すべてスウェーデンで 生産しているとのこと。
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