週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

「誰かー!!」CPUとマザーボードに104万円もかけて作ったPCが起動しない

2016年07月02日 12時00分更新

Xeon E5-2699 v4を2個買いする模様を生中継

 さて、お次のコーナーは「イッペイのドキドキ?ショッピング 最高級のBroadwell-EPを抱きしめて」です。これは、今年4月に発売した開発コードネーム“Broadwell-EP”こと「Xeon E5-2600 v4」シリーズの最上位「Xeon E5-2699 v4」(48万3500円前後)を僕が自腹で2個買いに行こうという企画です。もちろん、対応マザーボードも買わなくてはいけません。製品はすでにBUYMOREに取り寄せ済みだったので、あとは買いに行って支払うだけという状態でした。

これがこの日僕が買ったものです。CPUが現行2ソケットでWindowsが動くインテル史上最強モデル「Xeon E5-2699 v4」を2個。1個あたり、22コア/44スレッド動作なので、2個で44コア/88スレッドというモンスターCPUです。マザーボードはASUSの2ソケット対応モデル「Z10PE-D8 WS」。合計104万2000円前後と確実に僕の貯金の息の根を止めるお値段です。

高額のお買物にスタッフが「なにかあってはいけない」と社用車を用意したとのことで1Fに降りてみると、そこにあったのはマジックで「ジサトラ号」と書かれた三輪車。もちろん、店を出て速攻で乗り捨てました。

BUYMOREに到着すると名物店員のDr.いがーりさんが応対してくれました。いがーりさんはお店にふらっと行くと、いつも有益な情報を教えてくれる超エリート店員さんなので信頼度は抜群です。100万円以上のお買物をするのに、秋葉原でこれ以上信頼できる人物を僕はほかに知りません。

いよいよ支払いの瞬間です。ちなみに僕がしている指輪はつばさがつけてくれたもので、「狙われないように」とのことです。バカかと言いたいです。なお、サイフはアタッシュケースに入れてたんですが、僕の左手首と手錠でつながってます。アスキーのスタッフの気遣いってどこか狂ってます。やはり、バカかと言いたいです。

この日のために限度額を130万円まで一時引き上げしたクレジットカードを渡します。実は一時引き上げしたときは知らなかったんですが、どうも一時引き上げした場合は一括払いしかできないらしく、分割払いとかできないんですってね。なので、7月末に100万円以上の請求が一気に来るようです。ほんと誰かお金かしてください。

わかっちゃいたけど、改めてレシートを見て絶句した僕。支払総額は104万1788円。これ車じゃないよね?

道行く人がもれなく全員強盗に見える僕。CPUはアタッシュケースに入れたのですが、あんなに嫌だった手錠も帰りはすごく心強かったです。バカなんて言ってごめんねスタッフ。

無事アニマックスCAFEに到着し、レッドカーペットに鎮座するXeon E5-2699 v4の御二人。いやー、心なしかすごく神々しいです。これ1個48万3500円もするんですよ。よくCPUのことを“石”なんて言ったりしますが、まさに宝石。いやー、おかげでまた結婚指輪が遠のきました。まあ、彼女もいないので心配する必要もないですけど。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう