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新端末2機種と新端末専用料金プランも登場

楽天モバイル、7月からポイントで料金支払いが可能に

2016年06月28日 17時00分更新

新料金プラン「コミコミプラン」は2年契約で端末指定

 指定端末代金にデータ通信と「5分かけ放題オプション」料金がセットになった新料金プラン「コミコミプラン」も発表された。「コミコミプランは新機種限定で月額2030円から。なお「コミコミプラン」は2年契約が条件となる。

【コミコミプランS】
(1年目:月額2030円/2年目:3218円/3年目以降:2642円)
 ●端末:ZTE BLADE E01
 ●データ通信:2GB(5分間かけ放題オプション付き)
【コミコミプランM】
(1年目:月額2678円/2年目:3758円/3年目以降:2408円)
 ●端末:HUAWEI P9 lite
 ●データ通信:2GB(5分間かけ放題オプション付き)
【コミコミプランL】
(1年目:月額3218円/2年目:4298円/3年目以降:2822円)
 ●端末:arrows M03
 ●データ通信:4GB(5分間かけ放題オプション付き)

データ専用プリペイドSIMが登場

 6月28日から、データ通信専用のプリペイドSIM「楽天モバイル プリペイドSIM」の取り扱いも開始。購入後にSIMフリースマホやドコモ端末にSIMカードを挿入してカンタンな設定を行なうだけで、審査や郵送の手間がなくすぐに利用開始できるのが利点。料金は通信量1GB(30日)のSIMが3218円、通信量2GB(90日)のSIMが4298円。データ量の追加チャージは500MB(30日)1620円~。

 月額540円で楽天モバイル以外のスマホやタブレットでチャット、電話、リモート操作によるサポートが受けられる「あんしんリモートサポート」は7月中旬より提供開始予定。契約から最大2ヵ月は無料で利用できる。

 7月中旬から提供開始予定の「KKBOX」は2000万曲以上の楽曲が聞き放題の月額制(980円)サービス。端末に楽曲をダウンロードすることで電波の届かない場所でも再生でき、音楽に合わせて動く歌詞が確認できる。

 7月下旬以降に販売予定の「スマート留守電」は、ふつうの留守電のように聞けるだけでなく内容をテキスト化することで読むこともできる。月額料金は313円。

 新サービスに関して、楽天副社長執行役員の平井康文氏は「単に低価格では差別化ができない。MVNOサービスの淘汰も始まるかもしれず、我々はもっと進化を遂げていかなければいけない」とコメント。また「スマホはハードウェア事業だと考えてはいけないと思っている」と語り、モノからコトへと変化しつつある消費者心理と、スマホ利用者の拡大によってサポートの拡充が重要になるとの考えを示した。

 リモートサポートや「コミコミプラン」などは、都市部だけでなく地方のシニア層も見込んだ施策のひとつで、今年中に100店舗を目指す実店舗の拡大でサポート体制を充実させつつ「ユーザーひとりから家族、世帯ととらえてユーザー層を拡大していく」(平井氏)考えだ。


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