ワンランク上の設定に余裕で挑めるPC
『NEXTGEAR i850PA7-SP』は、CPUにBroadwell-E世代のCore i7-6800K(6コア12スレッド)、GPUはHDR液晶や最新VR技術等への対応を数多く盛り込んだGeForce GTX1080を採用したゲーミングPCだ。
「NEXTGEAR i850PA7-SP」のおもなスペック
CPU:Core i7-6800K(6コア/12スレッド、3.4~3.8GHz)
グラフィックス:GeForce GTX1080(8GB)
メモリー:32GB(PC17000 DDR4 8GB×4)
ストレージ:480GB SSD
インターフェース:DisplayPort出力×3、DVI-D、USB3.0×10(前面2つは常時給電対応)、USB2.0×4、ギガビットLANほか
サイズ/重量:190(W)×543(D)×450(H)mm/約11.2kg
OS:Windows10 Home(64ビット)
直販価格:24万9800円(税別)
今回はCore i7-6700K(Skylake)にGTX960を装備したPCを用意、人気ゲーム『ディビジョン』のフレームレートを比較。フルHD&最高画質設定では比較機が平均31fpsなのに対し、本機は平均90fps台と圧倒的に滑らかになった。
Broadwell-Eで60fpsの実況動画撮影も余裕
次に比較機にもGTX1080を搭載したうえで、「Tom Clancy's The Division」のプレイ動画を「OBS Studio」で超高画質録画した時のCPU占有率を比較。解像度は1920×1080ドット、画質を「ウルトラ」に設定。バックグラウンドでOBS Studioを使いビットレート15000bps、フルHD&60fpsの高画質でゲーム画面を録画しつつ、内蔵ベンチマークモードのシーケンス実行中のフレームレートを「Fraps」で計測。同時にタスクマネージャでCPU占有率を比らべた。
NEXTGEAR i850PA7-SP(Broadwell-E搭載)
Core i7-6700K搭載比較機
6700K&GTX1080でゲームプレイと録画を同時に実施した場合、比較機では最低fpsは41に低下したのに対し、本機では常に60fps以上を維持。本機の真価はゲームのプレイ動画を高画質録画するような「重い処理の同時実行」にあるのだ。
重量級VRゲームはCPUコア数が重要
さらに、VRゲームの中でも描画がリッチな「Project CARS」の描画処理時間を比較。検証は比較機にもGTX1080を搭載し、HTC『HTC Viveを使ってVRモードで起動。走行済みのリプレイファイルを再生しつつ、HTC Viveのフレームタイミングウィンドーで1フレームの処理にかかる時間の推移を確認して行なった。これにより、物理4コアより6コアCPUの方が負荷が分散され処理が短くなるなど、CPUがボトルネックになりづらいことが分かった。
NEXTGEAR i850PA7-SP(Broadwell-E搭載)
Core i7-6700K搭載比較機
6コア12スレッドのCore i7のおかげで物理4コア版Core i7ではできない設定も余裕を持てるほか、VRゲームも快適に。ワンランク上のプレイ環境が欲しい人には最適だ。
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