富士フイルムは6月27日、スマートフォン向けモバイルプリンターの新製品「スマホdeチェキ instax SHARE SP-2」を発表した。7月15日発売予定で、予想実売価格は2万2500円前後。
新機種は印刷速度が向上し、露光と送り出しを同時に行なうことで、約10秒で出力が可能。従来機種と比較して40%スピードアップしているという。
また、画質についても従来の254dpi(640×480ドット)から320dpi(800×600ドット)となり、高画質化されている。
さらに、電源は電池式からバッテリーとなり、本体での充電も可能となっている。
専用アプリはユーザーインターフェースを刷新したほか、フィルター効果のカスタマイズ機能や「分割写真」「組み写真」といったテンプレートを追加。SNSにアップした写真をプリントするテンプレートや、撮影場所や時間、天気、気温、湿度などを写真に印字するテンプレートなども用意されている。
GENKINGさんが登場。チェキの魅力を語る
同社イメージング事業部 次長の武富博信氏によれば、「チェキ」ブランドの製品は、2015年にワールドワイドで500万台を売り上げており、累計では2000万台になるとのこと。
特に欧米での売り上げの伸び率が高いため、2016年度は欧米を中心に650万台を目指すとした。
発表会には、ゲストとしてGENKINGさんが登場。これまでのチェキと比べて「色味がとにかくよくて、鮮明」と画質を評価。デザインについても「スタイリッシュ」で、ゴールドとシルバーのカラーは「悩む色ですよね」と語り、「自分で買ってスワロフスキーでデコレーションしようと思っています」と、すでに購入するつもりであることも明かした。
印刷した写真についてGENKINGさんは「キッチンの壁に貼っている」そうで、「ご飯作っている最中に思い出に浸れる」と、写真として印刷することのメリットについて語った。
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